承前
まんがタイムきららキャラットから三作を取り上げて、それぞれについて感想を書くという試みです。たまに数が増えたり減ったりする予定ですが、まあそれはそれという事で。
選ぶのはある程度の方針として、前、中、後と衛の定点観測としたい所ですが、それでもほぼ自分の趣味が全開になってしまうでしょう。これ、と言う作品のが最終的に出来る場合も考えられますが、それならそれでいいかなあ、程度のゆるい縛りで行こうかと思います。
それではいってみましょう。
黒田bb『Aチャンネル』
冬がやってきた。そして源三さん(ストーブ)が! 源三さん(ストーブ)がぁー! という事でこういう寒暖の差があるとネタキャラになるナギのターンでした。基本ツッコミポジなナギがボケに回ると大体ろくなことにならないこの漫画ですが、その予感は的中しており、というか、ナギ、服に足入れるってそれ小学生……。というか体系的にトオルン位じゃないと不可能なのに……。やはり寒さに脳がやられて……。寒さに脳がやられるって珍しいケースですヨネ。後、意外と着こんでいるユー子がたまらなく可愛いですよね。ナギの前では霞むけど。←何言ってるの?
さておき、最終的にストーブが来るまで鬼頭先生が脱いだりしてバタバタしてましたが、来たら来たでまたるんちゃんが源三さん(ストーブ)リストラ……!? ってなって面倒くさい……。一々……。と思ってたら、代理のストーブに名前をやっぱり付けてる辺りがるんちゃんらしいというか、やっぱりるんちゃんって不思議な子ですね。(婉曲表現)
蒼樹うめ『ひだまりスケッチ』
とうとう、沙英さんとヒロさんが引っ越して、いなくなって……。その過程はバタバタとしてあわただしく、というかぎりぎり過ぎてちゃんとしろよ沙英さん! って思わされましたし、それに死ぬわけでもないのでまた会えるよ、って感じで引っ越しに特に悲壮感がなかったり。したんですが、一本、宮子が、というシーンがあって、もう今までの『ひだまりスケッチ』とは違う、ここにはいないんだなあ、と思って妙に切ない気持ちに。というか、宮子は反則やろー! そこで宮子というカードを切れるうめてんてーマジ才人。*1
双見酔『セカイ魔王』
神だとか、どうにも話が大きくなって、きたんだけど、そもそも妖精族は魔族と敵対してるから、話鵜呑みにしていいの? というのが出てきてしばらく混ぜっかえるのか、と思ったらわりとすーっと、この漫画の最たる核心に、近づこうという話になりました。本気で、殺しあえ、っておいぃぃぃぃ!? どういう事だよ!
というか、たぶん勇者と魔王が本気で殺しあう、その場にしか神は現れないという事なんでしょうが、でも、あのマオさんであのアルシャさんで、殺しあうって出来るのだろうか。今の所、確実に実力差が大き過ぎてマオさんが手合わせレベルでもアルシャさんぶっころせそうなんですが。というか、今の修行で強くなってるのかなあ。全然強くならない気がする。それはそれでどうなっているのか。勇者と魔王というシステムが、崩れてきているとかなのかしら。それを見に、神が現れる? うーん、謎い。