鈴城芹『ホームメイドヒーローズ』3キャラ感想 第19回(2014年9月号)

説明

 この感想は、まんがタイムきららMAX連載の鈴城芹『ホームメイドヒーローズ』の、キャラ中心の感想です。三人をピックアップして、どういう事をしたか、とかを書いていくものです。大体の内容にすら言及しないので注意しろよ!

紅里さんについて

 今回は紅里さんのファースト無様からもっかい鍛えよう! という方向性に。前回でおじいの足小指へし折ったのでダイエット回あるか、と思ったらの今回であります。それで、前に行っていた烈人君と同じ道場に。習っていた先生(奥さん)はいなくなっており、更に代わりにやってた投悟さん(三男。ルチャドール)は旅に出ていて、というので最終的に詩さん(長女。詳しくは『JC探偵でぃてくてぃ部!』参照)に習うことに。一週間(詩さんの都合で実質三日)である程度基本的な所は思いだした、けど結局痩せてないという。それ、意味あるのか。というのは流石に三日だと酷です。それでも体のキレは取り戻してたので、それで良しとするより他ありません。その上で、ファースト無様の相手を! と音とたら、という展開でますます無様で、紅里さんはなんでこう不遇なのか、と思わざるを得ませんでした。

菅部一味について

 悪事と犯罪の差がすげえアバウトなんだよなあ、この一味。大さんも犯罪なんてケチくさいぜ! 俺の悪事を聞け! とどこかの『家族ゲーム』の人達に言ってましたし。その辺の大局感はなんか、納得出来るんだけど納得出来ない感じで、その辺にあるロマンこそ、この一味が求める物なんだなあ、とも。ある意味正しい悪役なんだなあ、といったらいいんでしょうか。犯罪者じゃなく、悪役。そういうのに憧れて、求めて、というのはヒーロー側と皮一枚くらいの隣の、でもとても遠い位置なんじゃないだろうかなあ、とかなんとか。

真白ちゃんについて

 紅里さんにやたら辛らつな真白ちゃん。お爺ちゃんに怪我させたのに、ぱっと見では出してないけど、でも奥底では結構怒ってる、というのが、若さって感じであります。正義感とはまたちょっと違うのかもだけど、基本的な部分ではあるのかなあ、とか。そういうのがヒーローへの道なのかなあ。
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