先に総評
今回のきららでのトピックは色々最終回に、という点でしょう。今回の号で茶菓山しん太『チェリーブロッサム!』が終了の運びとなりました。正直、最初の頃は好きだったけど、最近はノリきれなかった、というのが率直な感想なのですが、それでもきっちりと〆られたのは良かったと言えるでしょう。なんとはなしに消えていく連載もありますからね……。ちゃんと終わられただけでも、儲けもんですよ……。
さておき、次号で最終回が、形としては綺麗に向かったオカモト『ランキンガール』と、打ち切り。なんと切ない言葉か―――という雰囲気の如月瑞『となりで。』の二つになりました。ずいずずいと誌面が変わっていく、そんな風を感じますが、これまた正直に申しますと、最近の後半は湖西晶『〆切ごはん』が無かったらどうなるんだ、という状況であり、もっとドラスティックに変えていかないといけないのでは、と謎の老婆の心が発露します。もっとがっつり変えな!
とはいえ、誌面の力と言うか、きららの落ち込んでも巻き返す力と言うのには信心がある、キャラットの最近とかかなりいいですし、ので、またいい誌面が見える時期も来るかも。と適当なことで総評を終えたいと思います。
個別チェック三連弾
- 荒井チェリー『三者三葉』
- おしおしお『神様とクインテット』
- この漫画もなんだかアトモスフィアがおかしいよな……。女の子、神、フォー! ってなってる女子高生ってどういうタイプの反応すればいいんだよ。一緒に乗るにもテンションがおかし過ぎてついていけねえ! 突然の犬神家も、自分の唾で転んでとか言ってるし。なんで自分の唾が転べるくらい出るんだよ。女の子をみて! そしてこの漫画の体液推しはヤバいなあ、女の子の体液なのに有り難みねえなあ。と思うのでした。それにしても、りんさんで耐性ついてそんなのでもそれほどでもない。になってるあの子ら……。
- ざら『ふたりでひとりぐらし、』
- 旅行前日の慌ただしさ。スグミさんの旅程に対する甘く見過ぎ案件っぷりが中々良かったです。前日に取れる訳ないだろ、旅行シーズンの電車の席は! というのからバタバタする回でありました。スグミさんの白ワンピ、ビューティフルでした。ばかりが記憶に残るくらい、ベストビューティフル賞ですよ。オタ男子は白ワンピには非常に弱いですからね!
今月のワンワード
- 津留崎優『箱入りドロップス』より
だって… 白の方が映えると思ったから…
桂木の赤い髪の毛に…
- なんだよお前ら、ラブラブかよ。
- しかし、今回の箱ドロは変な回だったなー。夢回、っていうのを出してきて、夢陽一に「雫」って言わせる雫さんを見せてくれるのが大変よかったです。