読み倒してみる

我が家のお稲荷さま。ISBN:4840226113>とぺとぺとさんISBN:4757717474>を相次いで読み倒す。
まず、お稲荷さま。
作中に回想を多用しているせいか、いろいろな事が説明無しで唐突に起きるせいなのか*1、どうも自分にはしっくりとこない出来ではあるんですが、終わり際の「別れ」とその余韻が妙に良いんで気に入ってはいます。
このアンバランスさが無くなったら結構いいかもしれないと思うんだけども、さてどうなるやら。
次、ぺとぺとさん
えーと、一言で感想をいうと「不思議だ」。
この不思議感覚をなんていえばいいのかー。
気を抜くとすぐに「ピリピリ」した方向に行くような話をちりばめているのに、気が付くと「ゆたーっ」な方に着陸していると言うか。 すごい操船技術だなー、とか分けのわからん事を考えてみたり。

*1:特に唐突にオボオボする人とか