確かにアレはない

 久しぶりに本読んでて失敗をかみ締めてしまいました。だ、駄目新書だー! この類のベストセラーははずれが往々というか、駄目な部分をむりくり押し通した物がベストセラーになるという印象が根強く自分の中にあるのですけれども、今回のは実際にExactly(その通りでございます)だったという状態。読んでてなんだか変というか、突如アマゾンカスタマーレビューをDISったりして嫌な予感に包まれていたら、どんどん出す数字が怪しく見えてしまったり、決め付けというか作者内の規定というか妄想が多くてうんざりしたり、提言が実行力に乏しいというかもう少し考えて物を言え状態になったのでしたが、それよりなにより最後の最後で「これまで出たデータは統計的に弱いかも」ってちゃぶ台返してくるのにぽかーんと。あれだけその数字を重視した話してたのに、最後で投げる奴があるか! それなら最初から使うな、紛らわしい! というわけで、5時間位を棒に振りました。もう、今後はこの著者の名前見た瞬間にDISる。
 そんな一日。たまにはこういう時間の無駄もいい。連打されたら嫌だけど。