感想 井上堅二 『バカとテストと召喚獣 7』

バカとテストと召喚獣7 (ファミ通文庫 い 3-1-9)

　内容を要約すると、「取り返せ、俺たちのコスモ！　あ、後、野球！」。テストうんぬんより野球する事のがメインですが、そんなのはいつものことじゃねえか！　そこじゃねえんだよ、見るところはよ！
　そういうことで、召喚システムを活用した野球大会with体育祭ですが、実体は没収物（エロいもの大半）奪還作戦と相成りました。みんな学校にエロいもの持ち込みすぎです。流石Ｆクラス！　って感嘆すればいいんでしょうか。姫路さんがどんどん清純派としての禁断の領域に突入してる辺りも流石の影響力ですね？　好きな人の女装男子っぷりがいいのか・・・。それと、どうでもいいっちゃいいんですが、抱き枕流通し過ぎ。且つ学校に持ってくるな。ってか、それ、抱いて、寝てるのか。明久、許すまじ！←わかりやすい私怨。
　さておき。
　野球部分のどうこうはこまけぇ（以下略）して、なんとなくしてるぐらいの感覚で読みましたが、今回は雄二の姦計が翔子と喧嘩して雄二不調、ってことで微妙にうまくいかない対教師戦が見所でしょうか。明久がヒーロー譲ったように見えて結局美味しいところは取ってませんか？　って気のせいもしますが、それはそれ。なかなかかっこよかったので、それもありでしょう。
　とかいいつつも、本当の見所は、実は最後のイラストですけれども。もう翔子可愛いよ翔子可愛いよ翔子可愛いよ人間。慌て入って舌っ足らず化ってあなた。狙いすぎだろ。そして狙い通りに直撃でしたよ。萌え狂う。雄二、許すまじ！←わかりやすい私怨の2。
　今回、なんとなくイラストとかの挿入タイミング、そしてチョイスがとてもいい感じに感じました。上記翔子のあわあわとか、姫路さんハイタッチ。それにあーん。そう言う部分がきっちりだと、ライトノベルだなー、って納得できます。うん、これこれ！