ぷちます! 4―PETIT IDOLM@STER (電撃コミックス EX 135-4)
- 作者: バンダイナムコゲームス,明音
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2012/10/27
- メディア: コミック
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大体の内容「アイドル達の垣間見せる日常」というにはとうのたった日常ではありますが、基本的に異常の存在であるぷちどるがその異常性を日常に上乗せしてるのだからしょうがない。それでも、日々麗らかに過ごしているアイドル+ぷちどるの姿を見て心癒される漫画。それが『ぷちます!』なのです!
そんなこんなで『ぷちます!』も4冊目。来年初頭と言うかド頭と言うか元旦からアニメが配信されると言う追い風を受けても、この漫画の基礎部分、アイドルとぷちどるが可愛いというのは揺るぎません。忽せにしません。普段のアイドルとして魅せる側ではない裏の顔、と言うとちょっと違いますので裏方の顔としましょうか、そういう部分を見せてくれる、ある種覗き見的な喜びがこの漫画にはあるような気がします。それだと間が持たないのをぷちどるで補強して今の姿、雄姿となっているのだと、勝手に思っております。初期のちょっとアイドル達にほんのり俺味をしていた頃から比べると、今はかなりぷちどるにそういう部分を強く持たせているようにも。春香さんが相変わらずアイドル内ニートっぺれ雰囲気がありますが、ちゃんとする所ではアイドルしてるんだろうなあ、と思えるようにもなってきているので、それが安心感に繋がっています。
このアイドル側に対するキャラ立てをし過ぎないというのは、やはりスピンオフだからこその配慮であり、且つ分かってるんだろお前ら!という読者側のアイマススキルを信頼してのものであるのは想像に難くないですが、なら初期のあれはなんだったんだろう、とも思えたりしますが、そういう時代もあったのだよ…。と訳知り顔になってそこはスルーしたい所でもあります。描ける事と描いてもらいたい事が、じりっと寄っていった結果なのかなあ。
さておき。
『ぷちます!』と言うと明音絵りっちゃんですが、今回も出番は少な目。りっちゃんのツッコミが無くても作が回るようになった、という見方が出来る事なので、素直に喜びたいのは山々ですが、個人的には明音絵りっちゃんが何よりの好物なので、それが少ないと畢竟飢餓感に襲われてしまうのですよ。なんというか、出てきたらオチになるというデウス=エクス=マキーナっぷりもいいっちゃいいんですが、今回の眼鏡回とか演劇回のようにがっつりメインでツッコミをぶちかましてくれるりっちゃんも見たいのです。二回もあったんだからそれでいいだろうって? あー。そりゃそうかー。あるだけマシなのかー。そうかもなー。でも、眼鏡回は真さんが、演劇回はやよいが結構出張ってたし…。え? 演劇回の涙目りっちゃんも麗しいですって? そうかもしれない!
とかなんとかまとまりもなく。