感想 明音 『ぷちます!』8巻


明音 ぷちます!(8)<ぷちます!> (電撃コミックスEX)
(画像のリンクが物理書籍のページ、文章のリンクがkindle版のページ)

 大体の内容「今日も元気に! ぷっちまーす! をまた聞きたい」。ぷちどる達と765プロアイドル達の壮烈たる日常。それが『ぷちます!』なのです!(グルグル目)
 この漫画においては基本日常生活、ただしアイドルの、ただしまだまだ駆け出しの、の漫画なのですが、よくよく考えてみると、ぷちどるってなんなんだ? という根源的な問いが個人的に勝手に発露します。何故765プロアイドルに似ているのか、というのと、特殊能力ありの具合から考えて、これは世界が765プロアイドルに並々ならない力点を置いているけど、本人たちに置き過ぎるとそれはそれで面白くないから、ぷちどるという形を作り、それに力を与え、765プロのアイドル達に引き合わせ、彼女たちの生活の潤いになったらいいのにな、と思っているということではないでしょうか。おのれ明音! ←まあある意味神だが
 冗談はさておき。
 今回ももふっとふわっとした漫画な『ぷちます!』です。正直書く内容も律っちゃん可愛かった。律っちゃん可愛かった。律っちゃん可愛かった。の三本です。じゃん、けん、ぽん! うふふふふ。というしめくくりをしても問題ない気がするくらいいつもの『ぷちます!』です。そんな中から何かを見出すのは大変ですが、とりあえず公園遊具の滑り台にお尻が詰まった律っちゃんの醜態が可愛い過ぎて、P! 俺と代われ! 案件でしたよ。律っちゃん、それも明音絵律っちゃん党なワタクシには今回も『ぷちます!』も当然マストであるんですよ。分かるか、この算数が!←算数?
 さておき。
 この漫画、偶にチャレンジブルで、例えばこの巻だとやよいの髪型をいつものとは変えてくるとかするんですよ。基本はやよいだってわかるんですが、でもいつもと違うのでなんだこのトキメキ……。律っちゃん派の俺にキュンキュンこさせるだと……!? ってなるんですよ。やよい天使。他には雪歩が徹夜テンションでおかしくなって、というのとかも良かったです。徹夜テンションて本当になんであんなSAN値減った状態になるんでしょうかね。というか前に千早も徹夜テンションだった回あったっけ。明音先生、好きなのか徹夜テンションが。その千早も、今回は突然着ぐるみを着たい! と言いだして周りがおろおろするというのもありましたね。歌の為です。というきっぱり千早さんは正直なんであんなに着たかったのか最後までよく分からないまま進められたのも変な回だったなあ、という感想に落ち着きました。ああいう回が挟まっても『ぷちます!』だなあ、ですむのが持ち味と言えるでしょうか。
 さておき。
 今回のベストは前述の律っちゃん公園に行く回、もいいですが、焼き肉に行く回も捨てがたい。小鳥さんが肉を食べて喜ぶやよいを見てお酒が何杯でもいただけますわー、してる一本が素晴らしく良いものでした。あの一本だけでこの巻の元は取れたくらいの力がありました。何杯でもいただけますわーでお茶碗三杯いただけますわー!
 とかなんとか。