先に総評
不可思議! ゲストが少ないなんて! というくらいに、一時期のゲスト攻勢を想起させない連載陣になっているきらら本誌。しかし、ミラク徴用組はうらら、甘そば、共にラストへ向けてのダッシュをしだしており、あとダンデライオンはどこで終わってくれてもいいのよ? という諦めな感じすら出て来たりする為、現状の安定感の無さを相対的に浮き彫りにする形になっています。というより、最近連続して新連載化したのが軒並み微妙な気がするのも、その一因といえるかもしれません。ただ、この辺は上手く2巻乙で淘汰されてしまうので、それまで生き残るのがどれだけあるか、という部分でもあります。って、それじゃあまた誌面が不安定に! ままならねー!
とはいえ、新連載してからしばらくが経った辺りでの個人的な評価が高い『けいおん! Shuffle』とかがあるので、こういうのが上手く生き残り、誌面を新しくしていけば、また違うのかな、とも。『下を向いて歩こう』とかもいい感じですし。
さてどうなる。
個別チェック三連弾
- 篤見唯子『スロウスタート』
- 湖西晶『下を向いて歩こう』
- シエルちゃんさん、一人でビーチコーミングしてみるの巻。色々と画策してたけど、全然だったりする辺りが可愛いですね? 地元民だと逆に行かないだろ! という憶測で行って、しかしそこは定期清掃されるの! 残念! というオチに繋がる流れは大変いい形であったかと。でも、思っちゃいますヨネ、地元民だったら逆に、は。各々方の郷里観光地にあまり行かない案件は多いかと。
- 阿部かなり『みゃーこせんせぇ』
- 夏だ! 暑いだ! スライムだ! ということで今回はみゃーこさんはスライムになってしまいました。クソタレ暑いから溶けたとかではなく、いつもの妙な薬がクーラーを経由して空気中に拡散。それによって、でありました。どうやったら壊れかけクーラー程度で拡散するレベルの揮発力のスライム薬を、と毎度みゃーこさんのオカルト力には驚かされます。つか、スライムになれるって凄い……。しかも分裂したら元に戻っても分裂してたし。すぐ治ったみたいだけど。ますます凄い……。