かおるさんの所の川上稔覚え書き*1の発端が自分にあると分かって、あわあわわ。
なにやら面倒なことさせちゃってますなー。
あー、及ばずながら自分もなけなしの頭を絞ってうんうんしながらお手伝いでも。
ひとまず今回はこの辺から。
その辺は「稔の人の立ち位置」から見てみると、なにやら見えてくるやもしれないと思っていたりします。
今の電撃における彼の状態を考えてみると、
「電撃賞出身の古株の一人」
「その中でも年3、4冊をコンスタントに本を出している」
「且つ電撃文庫のみの人である」
「雑誌「電撃hp」内に専用ページを持ちつづけている」
という感じになりますね。
ここからみえる川上稔の人の特異な点は、
「今のご時世において、電撃オンリーでやっている」
という所です。
ある程度名の売れている作家がメイン以外のいろんなレーベルに書く。
これは冴木忍の昔からあったことですが、レーベル数の上昇によりここ最近特に顕著になってきています。*2
この流れの中、電撃生れの古株といえる人たちのほとんどが、別レーベルでの執筆経験があるわけなのですが、稔の人は今の所そういうことが無い*3。
それに対しては、単純に一冊書くのに時間がかかるからほかのレーベルで書く暇がない、という解答も有るには有るんですけれど、例えば今のシリーズをもうちょっと長いスパンで見て、ページ数を減らして余裕をつくり別レーベルで書いていくことも、あるいは可能なはずです。
それをしないという辺りに、そして今のシリーズをあの分量で書いている辺りに、川上稔の特異さがあるような…。
あーなんだか、いまコペテンしだしたのですよ?
最近の新人にたくさん書かせるのとなんだかリンクするようなー。
すいません、もう眠くてまとまらないから、明日マギーちゃん見てから考えます。