修羅日記3日目

ぼんやりとしているとこういうのhttp://d.hatena.ne.jp/ueyamakzk/20050325を読んでしまって激しく凹む*1、お薬8日目。 追い込みかけてる途中に凹むものばかり見るな、おり。
で、軽く思っていることを書くと、団結できないってのは結局派遣請負だけじゃなくてアルバイト全体、もしかすると一般の就労状態ですらあることで、「そうするんならクビでいいね?」というのがまかり通る時期なのかなあとか。 通常の雇用状態でもやすやすと派遣に取り替えられるという感じか。
で、派遣やアルバイトを使う方としては「奴隷」というのが最も理想的な労働力の形態なわけで、これは人類の歴史を紐解けば例は枚挙にいとまはないし、一昔前まで「社畜」という言い方を使われていた事から見ても明らかですね。 ただ飯さえ与えていれば文句を言わないし、仮に言ってきたとしたら見せしめに間引けばいいし、代わりは幾らでもいるのだから、そりゃあ文句を言う「労働者」より「奴隷」の方がいい。 コストも削減できる。 喩えば実体験で言うと「引越しのサカイ」は基本として「社員(運転手)+バイト+派遣バイト」の三人チーム。 社員が少ない分、安くなってるってわけですね。 ここでバイトが二人でないのは単純に車に乗れるスペースが無いから=荷台に派遣を乗せるからです。
さらに中間で請け負う会社においては「給料の話はするな」って実に分かりやすい指示を下さる辺り、相当量の差分が出るんでしょう。 実際、時給800円の交通費福利厚生費込みでのアルバイトの募集と同時に、時給換算すると700円以下で面倒な手間のかからない派遣バイトを入れている会社もごろごろとありますし、相手先が詳しく知らないのをいい事に、近い所から派遣すればいいのにわざわざ遠くから人を集めて「早朝出勤代」や「交通費」をがっつり取ってる場合もあったりします。 ああ、そりゃ派遣バイトの会社が増えるわ。
んでもって、正社員雇用を少なくしてアルバイトを増やす方向の会社がどんどんと隆盛になってきていたのが、さらに進んでアルバイトを派遣バイトにする形が主流になって、そういう会社が儲かる→さらに主流になるって按配になってるのかな?
そういうのが積み重なって、全国各地に派遣請負による「ドヤ街の元」みたいなのがどんどん増えてるのが現状なんでしょうね。 なんだか末期的だな。

*1:実はこれに参加したかったのだけど、リハビリ失敗による金欠で断念