川上稔『終わりのクロニクル 7』

【イラスト・さとやす:デザイン・渡辺宏一:レーベル電撃文庫:1091p:1190円:発行年月日・二〇〇五年一二月二五日】
内容を要約すると「答えはまるで雪のように」
一人一人に降っていくのです。
さておき。
今回もテンションのアップダウンが凄まじいばかり過ぎて脳にキますね。 中盤の「『返事はどうした!!』」(二重かぎ括弧がみそ)周辺もそうですが、特に終盤残り100p切ってからの展開はもう、私の涙腺がんがんに崩壊させてくれました。 具体的にいうと「正義は――、――勝つ!!」でもう、涙で前が見えなくなったりとか。
それにしてもオールキャストです。 きっと名前のつけるつもりが無かっただろう、「趙・羽」とかを筆頭に次から次へと人が出てきて状況が矢継ぎ早に展開する辺りはもう、超贅沢と言うか5巻<下>をより濃厚にした感じでもうたまらない、とまらない。 まさに古今無双、壮絶無比の大疾走。 あー、もう宇宙最高。(意味不明) さらにこのキャラの量的濃さがAHEADシリーズが続くとこいつもあの時いたのか的展開で、いつかまた読み返したらそういう発見が得られるんだろうなと思うと凄まじいお得感ではないかと思うのであったり。 あー、メディカルセンターUSA。(だから意味不明)
とにもかくにも、濃い三年間をありがとう、といって締めとしたいと思います。
あー、ドメスティックタイガーナンバーワン。(だからだから意味不明)