去年の前半期。

読み返すと碌な事を書いていない気がしてきた。 どうしてあんなのが書けたんだろう。

「あの… 馬鹿な話を書くとはいかなる感触なのでしょうか?」
 「あれだ。 脳内麻薬を出すがごとき具合よ」
  「うまく書ければ手応えはない」
   「…」
    「涼」
「はい」
    「上手い文じゃのう」
「あ… はい」