感想『封仙娘娘追宝録・奮闘編5 最期の宝具』(ISBN:4829117966)

<ろくごまるにひさいちよしき富士見ファンタジア文庫・560円>

内容を要約すると、「外伝らしい外伝だったね」
この本では、ろくごまるにが「小説家」から「ろくごまるにという何か」に変貌していく様が堪能できました。
あとがきで本人が言っているように何かが変わっている感じを受けます。
特に情報の出し方。 「きつね狩り」なんて「狩りって、えええええぇぇぇぇ」という変化の具合がたまりません。 いきなりだけど問題ない出し方というのでしょうか。
ただ、それが作者の言う「最期の宝具」より前から、具体的には「仙客万来」から変わってきている、と私は感じるんですけど。 この頃から結構いきなり情報を出してきてるんですけど、本人は気づいてなかったのかなぁ。