<エナミカツミ:電撃文庫:650円+税>バッカーノ!1934獄中編―Alice In Jails (電撃文庫)
- 作者: 成田良悟,エナミカツミ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/10/01
- メディア: 文庫
- クリック: 55回
- この商品を含むブログ (87件) を見る
内容を要約すると。
「みんな色々あってアルカトラズにぶち込まれてさあ大変。(主に監獄管理者が)」
全体として監獄描写が多かったからか、前提が多かったからかはわかりませんが、この話だけだとやけに話が進んでません。
しかし、今回、最終的にいわゆる一つの「鬼引き」となっておりまして、それゆえに次の娑婆編の方が話は進みそうな予感。某69502のようにまたでないんじゃないかぎゃー?! という恐怖は12月に娑婆編が出る事が一応決まっているので大丈夫だと思います。思います。思います。(念をこめて)
さておき。
ラッドひさびさに登場です。それ以前に「バッカーノ!」が久々ですし、フィーロの方が主役じゃないの? って気もしますが、まあそれはうっちゃってラッド久々登場ですよ。
今回、テンションが鈍行特急よりマイルドなので「こんなだったっけ?」と思いましたが、それは単にテンションがあがってなかっただけ。最後の方にはいつものように変な方に飛んでます。ああよかった。
他、長くなりそうなので箇条書き。
- 今回は動かすキャラを少なめにしていた印象。
- 陰鬱気味な話の流れからして、あんまり多くは動かせなかったんだろうか。
- そういえばヴィクター初登場。
- また妙味なキャラだなぁ。
- 後、不死者で登場して無いのは伝九郎だけか。
- カラー部分で、伝九郎の名前が無双にして最強の人とごっちゃになっていた件について。
- 「斬九郎」ってあなた。伝九郎の名前は彼が元ネタですか。
- 参考Wiki「サムライスピリッツ」シリーズ一覧参照の事。
- こっそりと「2000」で語られた方のキャラに、今回は語った方を語らせている。
- フェリックス・ウォーケンについてはどこかの死手帳の「くそ! やられた!」という気分に。
- 冷静に考えると逆にやりようが広がったんだけれど、見た瞬間はやられた気分になりました。