感想『バッカーノ! 1934 獄中編』

エナミカツミ電撃文庫:650円+税>

 内容を要約すると。
「みんな色々あってアルカトラズにぶち込まれてさあ大変。(主に監獄管理者が)」
 全体として監獄描写が多かったからか、前提が多かったからかはわかりませんが、この話だけだとやけに話が進んでません。
 しかし、今回、最終的にいわゆる一つの「鬼引き」となっておりまして、それゆえに次の娑婆編の方が話は進みそうな予感。某69502のようにまたでないんじゃないかぎゃー?! という恐怖は12月に娑婆編が出る事が一応決まっているので大丈夫だと思います。思います。思います。(念をこめて)
 さておき。
 ラッドひさびさに登場です。それ以前に「バッカーノ!」が久々ですし、フィーロの方が主役じゃないの? って気もしますが、まあそれはうっちゃってラッド久々登場ですよ。
 今回、テンションが鈍行特急よりマイルドなので「こんなだったっけ?」と思いましたが、それは単にテンションがあがってなかっただけ。最後の方にはいつものように変な方に飛んでます。ああよかった。
 他、長くなりそうなので箇条書き。