- 作者: 深見真,Rebis
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/05/24
- メディア: 文庫
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内容を要約すると「ここが武林の分かれ道」。
どこの二次元ドリームあるいはナポレオンですか。第一声としてそれは無いと思いますがそう思ったんだから言わないと。まあ全体の描写としてはあっさり目ですが。その代わりというかそれを補うように絵が素薔薇しい。見事な仕事だと感心する。端役でも名前があればちゃんと描き分けている辺りが特に良い点。でも、同時に駄目な人はとことん駄目なんだろうなぁ、とも思ったりもする。とにかくこゆい。続きが出る、という事実があるそうですが、そうならガガガ始まったな。と言わざるを得ない。
それにしても、己の中で武侠文体と言うか伝奇文体というのは、既にその感じだけで笑いのツボになっていて参った。一文一文が笑いのツボってどんな苦行ですか。人がものすごい勢いで犬死するのに、あまり凄惨さというのが無いのもあいまって、くつくつ言いながら読みました。間違った読み方だろうけど気にしませんよ―――っ!!