今月のまんがタイムきららチェックポイント(2012年9月号)

先に総評

 今月の最大のトピックは、やはり『相沢家のえとせとら』の終了、だと思ったか? 甘ぇ! という事で当然のように『ゆゆ式』アニメ化の報です。いやあ、ビッグニュースでしたね。まだ放送日は何時からなのか、どこの局系列でやるのか、制作はどこなのか、全部不明という辺りに本当にかなりいきなり決まった感が付きまといます。気のせいでしょうけど。まずは一報から、というだけなので、本当にどうなるのかが予断を許しませんが、きららの漫画の中では好きな漫画なので大変嬉しい報ではあります。端的に言うとうひょー! なんかまかり間違ってアニメが二期とか三期とかやったらいいと思うよ! 今回の内容もアニメ化で浮かれると思ったか? 甘ぇ! と言うくらいいつも通りを貫いており、その立ち回りを維持してくれれば、アニメも良い物になるのでは、という因果関係全く不明の確信を得るのでありました。
 さておき。
 最初に冗談チックにしましたが『相沢家のえとせとら』の終了も今回のトピックではありますが、今回はなんか全体的にいつも通りを貫いて、この漫画の持ち味を出していたように思うんですが、悲しい事にあんまり知らない漫画だったので個人的にはピンと来ないままの終了劇でした。次の終了劇は『少女公団アパートメント』である、と言う方が個人的にアイエエエッ!?でしたので、本当に記憶に残らなかったなあ、とか。
 さておき。
 今回、『ゆゆ式』アニメ化、『相沢家のえとせとら』の終了、『少女公団アパートメント』終了予告、という三段技の影で、実は地味に新連載が始まっております。それがあんねこ『ごめんね。夏目ちゃん』。その影の隠れまくりの立ち上がりはなかなか高評価出来るかと思います。可愛い系絵柄で可愛い系内容と見えたか? 甘ぇ! という程度にはいい塩梅でありました。このまま地味に連載を積み重ねるのかしらねえ。
 ゲストも多い展開ではありましたが、思えばきららも、買い始めた頃からどんどん漫画が入れ替わり、作者もどんどん入れ替わっていて、いつの間にか買い始めた頃とは位相の違う雑誌になったように感じられます。同じ人が多かった頃から、どんどん新陳代謝したなあ。そういう懐古もたまにはいいかな、とか。

個別チェック三連弾

  • 『しかくいシカク』
    • 夏っぽく納涼! という雰囲気を出しつつ、謎の子の動向を十子が追う! という内容でありました。相手がもしや幽霊なのでは!? という事でビビり入る十子でしたが、カメラを盗られたら「jかえせー!」とビビり入りつつも必死になる姿が異常に萌えましたよブヒヒヒ…。普段あれだけ残念なのに、ここでくわっとなるとはなあ。そして幽霊さんの正体はなんと茜の妹。ぱっと見男の子に見えるなんてこの、その、カワイイ過ぎる! ブヒー!←落ち着け
  • 『うちのざしきわらしが』
    • キャンプの説明にのざらしを考えてしまうわらは、今までどういう生活をしてたのだろうか…。って、普通に家にいたんだっけ。あんなのざらしな事を思いつくのは、なんか昔にあったのかとか思ったけど、単に想像の翼がおかしな方向に行っただけか。それとは話が違いますが、後輩ちゃんが水着姿でちょっとテンション高かったのが可愛かったです。あんまり胸ないですね!←おい。
  • 三者三葉
    • 海の家の側でバットを縦に振る山路怖すぎるオワタ。というか普通に業務妨害レベル。

今月のワンワード

  • 『箱入りドロップス』より。

雫はたまに春日井にしか見せない表情するよね

  • そういえば、むぷー、って怒るのって珍しいもんなあ。にしても、皆友達甲斐のある人達だ…。良い奴ら過ぎて泣けてくるレベル。