この項について
やはり、朝のダラダラしたタイミングで感想書くと最高や。あるいは帰ってきて動けねえ、ってなってるとこで感想書くソリューションは、今後も続けていきたい。これをするとだいぶ時間の有効活用している感じがある。メンタリティ!
さておき、今日も今日とてギャグマンガ日和感想です。10巻がそろそろ終わるのですが、マジで……? ってなります。なんのかんの停滞していた日和感想ですが、終盤戦に突入していくことになります。まだ後100幕くらいありますが。そう考えると中々大変だぞ……。毎日なんとかこなしていこう。
ページ数とコマ数の確認も続けけています。今回とかは前半は少なめ後半は多め、みたいな配分だったりするので、そういうのを確認するのもまた楽しいものです。
ということで、それではいってみましょう。
第192幕 巨重戦士メンタリオン
大体の内容
心がピュアでないと動かせないメカ、メンタリオンのパイロット選考会が開催されるのだが……。
感想
ピュアな心で力を発揮するロボット、メンタリオンのパイロット、郡上八幡ハヤトは心が荒んでいた、という入りですがなんか理由あってとかじゃなく普通に擦れてしまって、という流れなのがよい。ギャグマンガ日和でなければ許されない雑さです。だが、それがいい。
流れとしては、ハヤトが荒んでしまっているのをちょっとしたとこ、テレビで流れるニュースへのピュアさゼロの反応で見せておいて、謎のピュアさバトルに移行、というもの。
テレビ場面は一目でこいつピュアではないな、というのを提示してきます。何気に博士もフフ、ってなってますが、ハヤトは笑い方がケケケなので格が違った。ケケケってピュアでなくても普通しない笑い方なので、ハヤトがいかに擦れているのがよくわかる場面でした。ほんと、ケケケはない。
ピュアさバトルは、のそもそもピュアさバトルってなんだよですが、具体的にいうとえげつないほどピュアだ! といった方の勝利というやつです。あーもう無茶苦茶だよ。と思われるでしょうが、最後の試合は相手が口を塞いでくるのを読んでその手を舐めるのを読んで先に自分の唾を手につけた方の勝利でした。みじんもピュアじゃねえ! なのですが、勝った人は普通にピュアなのがその後の展開でわかるので、ますますピュアって! になりました。
締めの展開はいいオチがついてて好きですが、それよりいいビームが出ない時のハヤトのメンタリオン戦術が重さで押し潰す、なのはもっと好きです。ビームが水漏れみたいなのでしょうがないのですが、それでもビームで倒せ! となって取った戦術は押し潰してからビームを垂らすだったのはとんち効きすぎてて好きすぎます。その手があったか! と膝を打ちゃくしました。でもとんちすぎてピュアさバトルなのはしょうがない。そういう意味じゃないからね。
何ネタ?
巨大ロボットものネタ。とはいえそんかにねいネタなので変なネタでいい気もします。メンタルがピュアでないといけないというくくりは面白く、逆にピュアじゃないとどうなるか、というのをしっかりやっててよいと。やっぱり自身の重みで戦うロボは滅多にないので新鮮でした。
ページ数とコマ数
- ページ数:13ページ
- 長編のページ数。それでもページ数はタイトで、ハヤトの荒みの原因などには触れられません。普通に長くやってりゃ荒むだろ、みたいなノリで押し通られます。もうちょいページがあったら、ですがこれはこれで適切なページ数ではあります。
- 総コマ数:85コマ
- 最少は3コマ。最多は8コマ。平均は6.5周辺。後半に行くにつれてコマ数が多くなっていった感じ。尻上がりにネタ込めてきてましたからね。
- 郡上八幡ハヤト45コマ登場。最終的にピュアさがない方が良くなったおかげでメンタリオン操者に戻れたの皮肉ですな。ロボット博士34コマ登場。この人がウィルス入ったパソコン使ってたのが最後に効いてくるの笑いました。こういう細かいネタは偶にツボに入る。長官17コマ登場。そもそもキャラ付け必要ないやろ!