『シャドウバース ワールズビヨンド』雑カード語り その69

この項について

 新カードがどんどん確定的に明らかになってますが、やっぱり進化絡むからパワー凄そうですヨネ。ここで一気に環境がおかしくなるのか、これはこれで! というラインに落ち着くのか。進化メインの話になるとどうしてもパワーあがっちゃうし、調整大変そうです。イカれた環境にならなければいいが、と杞憂しております。
 さておき、今回もシャドバWB雑カード語りとまいります。今回はこれベーシックなの? となるくらい結構使う人多かったのではないかという一枚です。
 それではいってみましょう。

今回のカードはこのようになっているわ。(『ヴァルキリープロファイル』のフレイ声で)


 今回はベーシックの旅の第8回として、ネメシスのベーシックシルバーの〈ドールズシアター〉を雑語りします。
 これは2コストアミュレットで、効果はファンファーレで〈操り人形〉を1枚手札に加え、また毎ターン終了時にも1枚手札に加えます。カウントダウン2、つまり自壊するのが2ターン後なので計3枚の〈操り人形〉を手に入れられるという寸法です。

基本的な使い方

 基本としては〈操り人形〉を手に入れる為に使います。というよりそれ以上の効果は持っていません。〈操り人形〉を粛々と3枚手持ちにする、という為だけのカードです。
 ですが分かってください。〈操り人形〉の便利さの為なら2コストアミュレットはしこたま使えるということを。というより〈操り人形〉の使い道が多岐に渡る為、3枚も手に入るならネメシス的には羽ばたく翼が手に入るような自由さが約束されるのです。実際、1点突進としても破壊効果の受け皿としても使えるので多様な動きができる〈操り人形〉はあって損なし。むしろ積極的に手にしたい! そういうやつなのです。
 それが3枚だ! 10倍だぞ10倍!(違う)

思い入れなど

 先述したように、このカードがベーシックだ、というのをストンと忘れてる人は多いかと思います。正直わしもじゃ、わしもじゃみんな! とどっかの徳川老みたいなこというくらいには、私もちゃんと知ってませんでした。
 ベーシックでないと思われるのは、やはり置いてくる動きの地味ないやらしさというか〈操り人形〉が増えると思うと面倒だなという思いに駆られるからでしょう。〈操り人形〉は実際使用法がいろいろありすぎてあればあるだけネメシスの動きを下支えするのでそれが増えるのを指くわえて見てるだけはぐぬぬ感が強いです。
 これでどこパック産とかなら所謂スタン落ちが期待できますが、ベーシックなので雪藤永遠! くらい永遠に使えるわけで、今後も延々と〈操り人形〉が増えるのを震えて見守るしかありません。おとろしい……。
 それにしても、〈操り人形〉にここまでシンプルでしかし効果として極上でその上2コストと小回りの効くライン、というのでおそらくこれ以上の〈操り人形〉ドロソは類がないでしょう。〈愛執のドールマスター〉より上までありそうです。2コストと軽く置きやすいのに〈操り人形〉3枚ほぼ確定。ファンファーレでも入るから即応も可能。ほんまよく出来とる。
 というかシャドバの頃でもここまで優れた〈操り人形〉ドロソなかった記憶があるので、これを思いついた人はなんかに勝った気持ちになったんじゃなかろうか。それくらい会心の出来です。えらいぞー、制作陣。百万年無税。
 こういう強い弱いでいうと便利、というのは着地点としてはどちらかというと大正解ですよ。テックの力ですよ!(テック?)
 そんなのがベーシック。こ、こんなことが許されていいのか!? と語録が出てくるくらい地味にバランスのいいカードです。そのバランスは絶妙!
 ちなみに、破壊軸やってる時に最悪これを破壊の贄にする、という使い道まであり〈操り人形〉含め使用用途に富んでいます。人形軸でなくても入れて損のない仕上がりなのです。便利すぎんか?

まとめ

 便利カードを産むだけなのにその便利さゆえに思った以上に使いやすく便利な一枚。それが〈ドールズシアター〉なのです。ほんと便利やわー。