第一回 龍雑誌化

 電撃の時雨沢、富士見の瀧川、角川の浅井ラボで、
 ライノベあとがき三羽ガラスというのはどうか。 (どうかといわれても)
 浅井ラボはちょっと苦しいので、ご自由に適当な人と入れ替えてください。
 それはどうでもいいのですが。
 「ザ スニーカー(以降ザスニ)」が、どんどんと「ドラゴンマガジン(以降ドラマガ)」化しているのは、一体どういうことなんでしょうか。
 ちょっと考えてみます。
 ドラマガ化というのはこの場合、

  1. ビジュアル重視傾向になる
  2. 主軸の短編連載

 の二点についてをさす訳ですが、「ザスニ」の場合は特に2の部分に――今回の新人賞の人を全員投入するなどして――ここ最近になって力を入れてきてます。
 では何故、短編連載に力を入れるのかを考えみれば、
第一に、新人の育成と名前の売り込み、
第二に、短編集と短編目当てでの「ザスニ」購入による収益
 この二つのメリットがあるからなんではなかろうか、という結論に達します。
 となると、結局の所「スニーカー、やる気になったんだ」という事ですかね。
 しかし、なんでまた今年になってからなのか、は少し考える余地が有りますね〜。
 しばらくはこういう変化を見つけて、残しておきたいと思います。

 最後に余談。書いてて何気に思いついたんで。
 もうずいぶんと前な話しで恐縮ですが、
 ファウストフェスティバルで「電撃hp」が「ファウスト」誌みたいに成っても良かった、みたいな話があったそうなんですけれど、
 思い起こせば初期の「ザスニ」って、かなり「ファウスト」誌に近い空気だったはず。
 何故そこをすかして「電撃hp」に飛んじゃったんでしょうか? やっぱり知名度でしょうかね?