昔に何気なく書き付けたものを、何気なく載せてみる。
原題「はてなサロン妄説」。
それでは、いってみましょう。
人の思考から自分の思考を展開することを、専門用語で「思い出泥棒」とすると言う案は、コンマ二秒ぐらいで丸太牧場行きとします。あほですね。
さてさて。
はてな内で「文学フリマに行くような人」が目に付く――母集団から考えればそんなに極端に多いという事はないですが――というのは、文学フリマ周辺(思想、評論周辺?)が活気付いている事もありますが、そういう人たちが他の日記と比べて「キーワード」で繋がり易くなっているということも、一因として挙げられます。
例えば「ガンダム」で検索した場合、その単語を使う場所は多岐に渡り、日記の内容もいわゆる「ピンからキリ」となり、求めるものに当たる率は低くなります。
しかし思想、評論系のもの、例えば「東浩紀」とした場合では、それを使う場所は比較的一定しており、内容の振れ幅もかなり決まってくる。 求めるものが当たりやすいのです。
「趣味」の部分が入る物になればなるほど繋がり辛く、「思想、評論」のものであればあるほど、繋がり易くなる傾向にあるわけです。
これが思想評論系の人が集まりやすく且つ集いやすい理由、そして逆説的に趣味系の人がまとまって見えない理由でしょう。もちろん、他にもいろいろ要因があるとは思いますが。
この周囲とのつながり易さゆえに、「はてなダイアリーサロン」とでもいう物が出来上がりつつあるのではないか、という妄想が立ち上ってくるのですが、いかに。
それはともかく、この「繋がり」が一体何を生み出すのか。 そこそこに興味深いですね。
以上。
従来の思想評論系サイトの繋がりについてなどはあんまり考えてないんで、妄想の域をでない内容ですね。