拍手しつつ。

歯車党日記の「出版会に読者は何ができるのか?」からまいじゃー推進委員会さんの意見とか突込みとか。(私的追補こちらも参考に)
どうやら、「このライトノベルがすごい!」を楽しんでいた人以外には最初から名前を、言い方悪いですがパクリでやってたというのが伝わってない感じなわけですかね。
本家が名乗りを上げてくるなんて、当時誰一人思ってなかったんですよね、極楽トンボさんの言うように。 で、そこが唐突に言ってきたから、ちょっとびっくりしつつで反応したというのが、あの時の嫌気ムードだったんだろうなと。 売れそうからやりだしたのかよ、みたいな。
実際問題として、こういうサプライズはもっと出版界側が積極的に手を出すのが普通だと思ってた私にとっては、「このライトノベルがすごい!」はある意味カルチャーショックな所があって応援しています。 そのため、「二匹目のドジョウ」狙いな本の話は「あんたらもうちょっと早くできたろう?」という気持ちが先立つものでした。
名前関連についても「『このミステリーがすごい!』をそのまま使うなよ、プロが。」という思いであり、やるせなくなったのを覚えています。 まあ、今ではちゃんと意思疎通されてるそうなので安心してはいますが。
ああ、それと。
こういう所で何か感想とかを書いて販促につなげよう、という目的で感想書いてるわけではない人の方が、圧倒的に多いような。 そんなつもりで書いてる人は少数ですよ。
さておき。
確かに、こういう所で本について何か書いてそれが売れる、というのはかなりの部分で幻想であることは承知しています。 でも、たま〜〜にあまりに楽しそうに書いてるからつい、とか、ふらりと本屋に行ったらなにやら話に出ていた本があるなあ、とかそういうちんました事で買うきっかけになる場合もあるかも、とは思うんですよね。
まあ、本当は「みんな、もっとアンケートとか答えて出しましょう。 その方が有益ですよ」っていう話なんでしょうけれど、誤解をまねきやすい書き方になってますね。
有益無益でいえば、確かにアンケートの方が有益なんですけど、こういう所で本について書くというのは、ある意味で息抜き、ガス抜きみたいな部分、「自分にとっては有益でも他人には無益」な事の方が多いんじゃないかなーとも思ったりもしますが、まあそれはまた別の話。