趣味に合う、合わない

どうも、エロゲでしか味わえない味を求める傾向がある。 というよりか、普通のゲームで味わえるものだと、どうしても元の味を思い出して気分がなえるのである。
今日も朝っぱらから昼にかけて(かなり駄目展開だが)さくっとひとつ終わらせたのだが、やっぱり普通のバロメータ上げタイプだからなのか、もう手元においておく価値が見出せなくなってしまった。
これはまだいい方で、この間などは割りと良い出来のエロゲではあったのだけれども、途中でチャイルズ・クエスト」*1とやってることが同じなことに気づき、すさまじくなえてしまって、即、売りに出した。 出来自体は本当に良かったのだが…。
しかし、ノベルタイプだと大体はお話部分だけが気に入るかどうかがで合う合わないが決まる。 どうもノベルゲームは既に「本や映画と同じような、一つの表現媒体」という認識らしい。 この辺はどうしてこうもあっさりそのように認めてるのか、次なる疑問として出てくるわけだけれども、……全然考え付かん。 今後の探求課題だなあ。
でもでも。 ノベルタイプだからってのべつまくなしに良いわけでもないらしく、何かしらの“ずれ”のある作品に惹かれるようだ。 たとえば、エロ描写を抜いても絶対に家庭用に出来ない「らくえん」とか。
特にエロ部分が多いわけでもないのになあ、あれって。 まあエロゲ製作の話だから無理って言えば確かに無理か。 なんともいさぎよいというか、移植なんてこれっぽっちも考えてない作り様は見事だ。 こういうのがもうちょっと売れてもいいよなあ、と思う秋の夜なのであった。

*1:ナムコファミコン時代のちょっとおかしかった時期に出したRPG。 途中で興行してファンを増やさねばならない