感想 水瀬葉月『結界師のフーガ 2』

鳴瀬ひろふみ電撃文庫:670円:ISBN:4840227594
内容を要約すると「逆貫絵馬のお話、その弐」
それ以上でもそれ以下でもないのがすごく好きなんですが、世の中の評価は低いんだよなー。 全体的に大仰な文面をもうちっとタイトにまとめ上げていけば、結構いい感じになると思うんですが、どうか。
基本的に悪いわけではないんです。 逆貫絵馬の信念とかそれに付随する行動とか、それに引っ張られる人達の書き方は、まだ稚拙なのかもしれませんが確実にものになりそうに思うのです。
うーむ。 だから部分部分だと結構いいんです。 ただもうちょっと全体のバランスがもうちょっと取れれば、そして活劇とかあと信念の部分とかがうまく絡み合えばきっちり化けそうなんだけれども。 まだ遠いかな〜。
でも結構好きな作家ではありますよ。 お勧めするにはまだ早いかもしれませんが、きちんと書いていけば、十分化けると思います。