<倉田英之:羽音たらく:集英社スーパーダッシュ文庫:514円>
内容を要約すると、「どうすればこんな駄目女が出来あがるのか、上」
直接の続きから2年ぶりの本編です。 まあ、去年一昨年は共に脚本原作仕事が詰まってたから(特に去年)、そういうこともあるって事でお咎めは出来ません。 まー、今年もあるっちゃあ、あるんですが。
さておき。
そのせいかどうか知りませんが(そのせいだけど)話の展開は風雲急を告げると言うか告げなきゃ終わらない状態で進行。 自分でもどうするつもりだったのかわからない伏線を仕方が無いので無理くり処理しているのがとても印象に残りました。 とりあえず、英国王室とヒマラヤ山脈はありえないんだぜ。 次の巻で本当に終わるのかこれ。
読子さん過去話編は割りと奇麗と言うか、こうであって欲しいと言う流れでうれしい限り。 ジョーカーほんと腹黒いやつな。
そしてあとがき。 そののテンパリぶりは軽やかにスルーしたい。 とりあえず駄目悟りを開き過ぎ、とだけ。