フリーになった→すごいですね、で話が終わっていると勘が告げているので、どういう思惑があるのか考えてみた。
- 壱。アリスソフトは宣言した物自体(単体)では、もはや商売にならないと考えている。
- 廉価版で販売していた物をフリーにする、という事はすなわちそういう事だろう。
- 弐。ならば、今後の商売の為にどう活用するか、という事でフリー宣言に踏み切ったのでは。
- 今回、フリーとなった物の中にランスシリーズが多く混ざってるのは、ほぼ間違いなく新作の宣伝の一環だろう。
- 他のも、リメイクする可能性があるのが含まれているのではないか、と邪推。
- 参。それ以上に、この行為自体が強い宣伝性を持っている。
- この話が出てからあちこちで「アリスよくやるなぁ」、などの好意的な反応を目にする。
- そういうのに多数触れると、自然、アリスソフトをあまり知らない人でも好意的になる。
- そういう反応を見越した宣伝戦略だったんだろう。
こういうのを見ると、ライトノベル関係でも、もっと過去の遺産を上手く使えないものか、という良くある話を思い出します。過去作の販売はよほどでなければ採算が取れない、っていうならむしろ、簡単に読めるようにしてファン層を広げてみる、という方法だってあるだろう、とかなんとか。例えばkazenotoriさんの「小説の中に広告を埋め込むことはできるのか?」の最初の部分「小説版YouTubeはいつ現れる?」みたいなの。まあ、権利の話がかなりぐちゃぐちゃしそうですが。