前置きが長くなったが、明日は「オーディンスフィア」を買いに行く日である。なので、今日のうちに貯めておいたお金を下ろしておく。ついでに明後日に迫ったバイトの最初の日の飯用パンを購入したりもする。出来るだけ少なく済ませて、いろいろ買う資金に回したい。上手くいくかどうか……。
その後は、もう「世界樹の迷宮」にずぶずぶと。17階から18階へ。わりとすぐに道がわかる。が、しばらくレベル上げに専念したいような。でも、この辺りより13階の方が、敵の強さのわりには経験値が高いのがなんとも。*117階で育てる手もある*2けれど、結構きついしなぁ。
まあでも、しばらくは進むより、オーディンの合間にちまちま経験値稼ぎだろうなぁ。
それからどした
六塚光「レンズと悪魔」一巻目を読む。あー面白い、と思いつつ最後の方へ。はやる気持ちを抑えることも無く、一気呵成にページを開く。
が、おかしい。開いたページの文字が見えない。
あれ？ 目がおかしくなったか？
そう思い、目をしばしばさせる。
文字が見えない。
こりゃあ、本格的に目がやばいのか？
しばらく目を閉じ、目に効くツボを押す。おお痛い。やっぱりめがねの度があわんようになってるのかもなぁ。
目を開く。
文字が見えない。
……脳か？ と思うより先に気がつく。文字が目に見えないのではない。ただ白いのだ。つまり。
これが、噂に聞いていた、落丁か！
「ほう、珍しいものを引いたな」、と思いつつも、まあ2ページ位とんでも何とかなる/するし、と思いつつ次のページを開く。
2ページ分飛んでいたが、ちゃんと続きがあった。読む。開く。
…。
…。
………。
白い。
何じゃこりゃあああああああああああああああああふじこ！１１！１
また、2ページが真っ白。まさかと思い後の方をちらちらとめくってみると、まるでサシでも入った肉のように2ページ毎に白い状態が挿入されるのを確認。なんじゃこりゃあああああああああああああ！！１
10ページ程その状態だった。流石に、俺の怒りが有頂天になった。でも、いまさら本を取り替える、というのは難しい。いちいち待ってられない。なので脳内補完でなんとか乗り切るだけ乗り切る。
読みきった後、心に残ったのは「め、珍しい体験したなぁ」という諦念だけであった。
いやー、ありえない。
