先に総評
今回はお休み漫画が多い号となりました。という事はイコールでゲストが多い回という事なのです! そんなわけで今回はゲスト主体の話をしたいかと思います。というよりは、『くれいじーラボラトリー』がゆるふわ感満載でよかったという話をしたいと思います。
今回の『くれラボ』は年末話。なので忙しさ全くゼロで年末だなーに終始しておりましたが、おかげでこの漫画の持ち味とも思えた似非科学っぺれえ部分が全くゼロになり、普通にゆるふわ4コマとして立ち上がっていたかと思います。え、網膜センサー? はっはっはご冗談を。←意味不明のはぐらかし
そんなゆるふわ漫画状態! の『くれラボ』ですが、それは逆を言えばキャラが良い感じに回せるようになった、良い感じに増えた。という事でもあるのではないでしょうか。突飛な設定押しでなくても大丈夫だ、問題ない。となったという事。それはなんだかとっても、ありがてえじゃねえか…。(cv稲田徹) そんな気持ちにすらなります。でも、それ特徴無くなったって事じゃね? という向きもありましょうが、えと、その、そうかもしれない…。ある意味、『けいおん!』以後というきらら4コマ界特有の縛りすら感じるものもあるかと思います。今号の他の読みきりも、その例に漏れるものが少ないというかほぼ無いというか希少種でちょっと掲載誌間違ってね?な『半熟ウィッチ』以外は無いと言える状況でした。
うむぅ。
別に『けいおん!』方向が悪いという訳ではないのですが、その縛りに囚われすぎて軽やかさが無い感じを受けるのはどうなのかなあ、と思うこともあります。個人的に倍プッシュな『しかくいシカク』みたいにその要請をがっぷり受けつつも己のテクを見せ付けるタイプが、もうちょっと居ても良いんじゃないか。自由とはそういうものだ。じゃないか。そんな事を思わせるゲスト構成だったかと思います。
個別チェック三連弾
- 『箱入りドロップス』
- 文化祭! なんと聞こえのよい言葉かー! だと言うのにクラスの催し物とは違うのもをガンガン作ってる雫さん達が可愛いですね? 後、仮面効果でテンション高まったのに追いかけられて腰抜かしてる萌さんがアイエッ!? 凶獣がこんな可愛い所を!? という驚きを持ってみてしまいました。「よかったけどしねぇ〜」が大変可愛いでしたよ。これで驚かす方出来るのかしら。お化け屋敷基本的に向いてなくね?
- 『うちのざしきわらしが』
- 『だいすき』
- 千夜、自立への第一歩? 笠間の言葉で自分のお兄ちゃん子っぷりがやや行き過ぎと気付き、それを九谷さんに話してこれからどうするかを決める、って地味に良い話だったんじゃないでしょうか。今までの兄スキーのせいで今後どうするかが突飛になってましたが。というか、九谷さんマジお母さん。『けいおん!』色が薄くてじっくりしていいし、基本的には派手さは無いけどその分じんわり読ませると言うのに、なんで雑誌的にプッシュが薄いんだろう。派手さが無いからか。