『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第115幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 7 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 間違って消したの、何ともならんか。ということで、ギャグマンガ日和一日一話ペースでじっくりやっていくコーナーです。労力が無になると感情も無になる。淡々と書いていくしかない。
 既に7巻、そろそろ折り返し地点も近づき始めました。GBを入れるとまだ4分の1程度なのでまだまだ長い旅ですが、一つ目安はついた感じ。とはいえ弛まずやっていく所存です。
 ページ数とコマ数の確認も相変わらずやってます。法則性が見えそうで見えない。
 さておき、それではいってみましょう。

第115幕 西郷隆盛でごわす

大体の内容

 西郷隆盛、お前は夢を見ているのだ。それも悪い夢を案件なのだが……。

感想

 夢オチなんてサイテー! とならないのが増田こうすけ漫画です。むしろ夢なのか現実なのかというのが分からない、増田こうすけ漫画特有のリアリティのある変な話が展開されます。というか、ごわすをやめて違う語尾に、というネタが基軸ですが、ごわスマッシュとか言い出している時点で現実とも夢とも区別がつきにくい。普通は言わないけど、ギャグマンガ日和だし……、ってなるし、その夢のネタが夢から覚めても継続しているのも混乱します。
 夢オチがよくないとされるのもこの部分の、じゃあさっきまでの何だったんだよ! な訳ですが、この漫画はギャグマンガ日和なのでむしろなんだったんだよ! と言わせるのが目的になっています。その辺をきちんと引き出すテクニック流石です! と誉めそやすのが正道でしょう。
 それにしても、西郷隆盛の微妙に変な人具合悪くは偉人リミキサーの増田こうすけ先生腕前の高さのなせる技。この話はごわすっていう語尾を変えたい、という軸が途中ぶった切る夢オチ話なのにあります。でも西郷さん本気で変える気あるの? という部分も通奏低音として流れていて、そのせいで西郷さんのムーブがやらかしになっている、というウルテクです。その下手にすると無茶苦茶になりそうなのを、きちんとまとめられているのです。
 この構成力! 狙ってるのか天然でできるのかは五分五分なとこありますが、個人的には五分五分だと思います。これだから日和はやめられねえ!

何ネタ?

 史実ネタ。ちゃんと史実にあったことをやっていきますが、それらは最後を除いては夢の話なので頭ごっちゃになりやすいネタとも言えます。
 あるいは夢オチネタとしても成り立ちますが、夢が〆以外は現実に起きている展開なので、正夢ネタ、あるいは予知夢ネタという形にもなっています。夢オチなのに変なところでテクニカル!

ページ数とコマ数

  • ページ数:10ページ
    • 話の構成上、話がごちゃりやすいはずですが、夢オチのとこは次のページで夢だったか……。になるのでページの使い方が上手いの領域です。俺はこういうページテクを使う、って増田こうすけ先生にドヤ顔された感じです。
  • 総コマ数:64コマ
    • 最少が5コマで1と2ページ目。最多は8コマで10ページ目。平均は6.4コマ。やはり、6から7コマというのが増田こうすけリズムなのか。
    • 西郷隆盛53コマ登場。西郷中心の回なので、当然沢山出るよ。ボケとツッコミを両立しているのでほぼ一人でもなんとかなっているのが凄い。ツン18コマ登場。夢の中でもいるけど、どこからが現実なのか分からないので、とりあえずコマ内にいたらそうだ、とします。他のキャラはあんまり意味がないので今回はスルーします。

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