感想 nino 『まじん☆プラナ 4』

まじん☆プラナ (4) (まんがタイムKRコミックス)

まじん☆プラナ (4) (まんがタイムKRコミックス)

 大体の内容「ツジツマスイッチ押しまくった甲斐がありましたね!」本当に、心底そう思えるのか君は? という問いにはとりあえず目を逸らしたいですが、それでもアイエッ!? ここで終わるの!? RPG編しばらく続くんじゃないの!? という衝撃の方が大きかったのは否めません。そんな完全に燃焼してるのに不完全燃焼な漫画、それが『まじん☆プラナ』4巻なのです!
 それにしても、本当にこの巻で終わってしまうというのは勿体無い感が満載と言うか、RPG編ちょっと見ていたかったんですよ、マジで。そういうのを長々とする漫画ではないのはそりゃ、重々承知はしてますが、それでもいままでの積み重ねを一気に崩してワールドが大変化! というのの端緒っぽくRPGっぺれえ編が始まったんで、お、これはまだまだやる気ですか? って思ったのもむべなるかなってやつです。ですが、思えばこの崩し方はエンドに向けての盛り上げだったのかもなあ、と思わずにはいられない部分もあります。最終回の展開が素早く且つテンポ良くだった辺り、落とし所として前から考えていたけど、落としてみたら思ったより上手く行かなかったのかなあ、とも見えるテンポの良さではありましたし。もうちょいゆっくり、この話の納めようとした形というのがあったらそれに即してたのも見たかったですが、そうはいかんざきですよね…。
 さておき。
 有人の秘密、そしてプラナの秘密辺りが開陳されて終わったのは良かったですよね。茉莉ちゃんのおっぱいを大きくしてくれ! と頼む辺り有人の出来ておる感が凄いというか、このむっつりめ…。という思いに囚われます。そのおかげでむっちりの茉莉ちゃんがあるので、単純に有人を非難出来ませんが。というかむしろ賞賛しますが。その頃から既に茉莉ちゃんに目をつけていた辺りの純な感じもいいですね? でも、おっぱいは欲しいというのもいいですね? 男の子ですね? そんな感じにぐるぐると思考が回りました。最終的にちっぱいもおっぱいも持つ両手に花の状態になってるぺれえのも合わせて、有人この野郎! 永続的に爆発しろ! とか思ったりも。教頭と校長も、おまけの方で末永く爆発したっぽいので、きららキャラットで読んでちょっとおお…。と思った向きにはそのおまけはお勧めではあります。そこは盛り込めなかった、というのは何手か落ちてますがね!
 さておき。
 若い母親はどうだった?→最ッ高だぜ!チームサティスファクションの復活だ!(バーン!)
 それ位、若いおかんは最高でした。ある意味この巻の最大の見所は若いおかんだったんじゃないか。それくらいに満足したぜ…。でしたよ。若い頃からプリミティブに無茶な人だったんだなあ。というのも理解。それがまあ、おかんの素晴らしさでありますよ。この流れがずっと続かなかった辺りがこの漫画のさっくり感な歯ごたえなわけですが、でももうちょい若おかんにクローズがアップされても良かったんじゃないですかねー! そこは不完全燃焼ですよ!
 とかなんとか。