鈴城芹『ホームメイドヒーローズ』3キャラ感想 第20回(2014年10月号)

説明

 この感想は、まんがタイムきららMAX連載の鈴城芹『ホームメイドヒーローズ』の、キャラ中心の感想です。三人をピックアップして、どういう事をしたか、とかを書いていくものです。大体の内容にすら言及しないので注意しろよ!

黒崎さんについて

 意外ッ! それは実際豊満ッ!! と言う事で(?)今回のキーパーソンは黒崎さんです。プールに夏祭りに、つまり水着に浴衣にと大活躍でした。活躍を見せる相手である烈人君にはプールは写メだけでしたが。まあ、浴衣見せれたのは大きかったと思います。烈人君がそういう方向で好きとか嫌いとか無い、ある種の残念な奴なのでその方向でのパラメータ上昇は無かったようなのがなんとも。とはいえ、そういう関係でも自分が好きでこの状況が幸せならそれでもいいよね? という黒崎さんの考えは納得出来ました。でもやっぱり烈人君残念過ぎる感じが強かったです。本人がいいなら、そりゃいいんだけども。いいんだけどもさ!

烈人君について

 今回のもう一人のキーパーソンである烈人君。今までも黒崎さんを恋人とかより仲間として見ている節がありましたが、それがより顕著になったのが今回かと思います。黒崎さんはそういう関係でいいとはいえど、烈人君はどうなのよというのもしっかりと今回語られました。というか、未来の嫁、とすっぱりと言い放つ辺りがとんでも発言であります。え、そういう仲だったの!? いつの間に!? と思ったけどやっぱり今まで通りの仲間意識から連綿と連なる思考でありました。気持ちは本当みたいだけど、でもさあ、もうちょっと色恋としてさあ、とか思っちゃいますよ。この漫画一番の浮いた話枠である二人の話がそういう風に落ち着くってなあ。これ一回ガラガラポンというか、決定的な話が無いと進展めいた事なさそうだなあ。

正義さんについて

 今までそれほど出番が多くなかった正義さんですが、今回は烈人君とメカ作りに励んでたりするので案外出番が多かった印象です。烈人君に対して「こいつのこの青春は正しいのかなあ」みたいな事思ってたりしたようで、夏祭りに誘われた烈人君を上手く誘導してそれに行かせてたのは宜しいジョブだったかと。お父さんとしては未来の嫁に不憫な事ばかりあっては、って配慮でしょうか。まあ、普通に親なら子供の色恋は応援したいし、プール行かなかった理由が高校の夏にメカを! だったのを聞いてて先の言葉が出たのもあるんでしょうけども。
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