感想 ストロマ 『スターマイン』6巻


スターマイン: 6 (4コマKINGSぱれっとコミックス)
(画像のリンクが物理書籍のページ、文章のリンクがkindle版のページ)

(特装版もあるでよ)

いいか!!東京ストリートの勢力分布をもう一度確認しておくぞ!!(ホワイトボード打)

 ということで、今回は感想というより『スターマイン』ってどういう漫画なの? という部分をクローズアップしていくのが今回の感想というかネタ文章であります。それでは早速いってみましょう。

『スターマイン』の基本的なあらすじ

 ある日、主人公である陸田行成が流れ星に「彼女超欲しい!」と願いを掛けたら、本当に彼女がやってきた! それも9人! ということでいきなり9人+お目付役1人のハーレム状態にぶっこまれた行成の明日はどっちだ! それがスターマインの大体のあらすじです。

どういうところがいいの?

 単純にハーレム物といういい方とはちょっと違う辺り、ラブコメとしても立ち上がっている点がいいです。特に9人の女の子達とラブコメってバタバタする漫画、と書くと多方向に気のある行成のことが憎い! ってなりますが、女の子達は皆陰湿な所がなくて、行成もどうしようか迷っている感はあるけど今の共同生活が楽しくて、なので案外ヘイトが溜まらないのがいいですね。最初の彼女超欲しい! って言ってた行成がわりと、偶に発散したくなる場合もあるみたいけど、紳士的にふるまっている点も、ハーレム物の臭みを消している感じです。後、彼女候補は皆行成のことが好き、というのを流れ星の願いが叶ったから、で済ませる辺りがこの漫画の非凡さで、本当にあとは女の子ときゃっきゃうふふしているだけで、しかし成り立っています。9人いる娘っ子も影が薄い子はいないというのもあり、まさしく21世紀型ハーレム漫画の名前は伊達ではないのです。

メイン登場人物紹介

 この漫画はメインの女の子でも9人いますので紹介も長くなりますが、とりあえずいってみましょう。、


こんな姿ですが完全無欠です

 星野風見さん。完全無欠のパーフェクト彼女。そう考えていた時期が俺にもありました。基本的に器用万能タイプで平均点は高いがステータスに極振りしている訳ではないので、一点突破の他の子に比べると押し出しが弱いように感じることも。とはいえ何事も平均点以上なので偶に出番があると力強い押しをだしたりします。


ナイスヒップ! ナイススリット!

 星野叶得さん。ツン系手先器用彼女。9人娘の中では行成との仲が上手く行ってないように見えた時期がありましたが、大きい男の人に弱いというのがあったから、となってからは案外行成と上手く行っているようにも。何故か行成に脱衣所で出会う率ナンバーワンだったり、手先が器用で衣装を色々作っていたりと、細かい所で存在感がある個です。


とろん顔可愛い

 星野郷さん。いやらしい系彼女。わりと卑猥な所がある、と他の姉妹に思われているし行成もちょっとその点を警戒している、というので比較的に言うとそういう話要員。ただ、そういう部分があることで ひっかき回す立ち回りもあり、この漫画の幅を広げている所もある。人に触れ合ってないと寂しくなってしまう、という側面も、それに拍車をかけていたり。


偶に怖い

 星野牧乃さん。お母さん系彼女。現在の陸田家の食卓一切を取り仕切る、料理人系女子。包容力もあり、まさしくお母さん的な子であります。ただ、太った系の話が一番されたり、偶にこの子ってもしかして重いのかもしれない、と思わせる部分もあって、単純にお母さんという訳でもないのがいいです。


基本的には男前

 星野里梨さん。男前系彼女。スポーツ万能で気風もいい、という男前ながら、この漫画でのおぱい力では一、二を争うものがあったり、惚れてる行成にはちょっと弱い所があったりと、女の子な部分もきっちりあるのが素晴らしい。基本的にツッコミポジションで、あんまり変なボケ方をすることもないので、そう言う意味ではこの漫画の良心とも言えます。


マジシャン衣装可愛いなー

 星野鈴さん。妹系彼女。全般において小さく小さいロリ要員の感があり、ある意味現代的な鈴さんですが、興奮すると鼻血を噴き出すという、古典的な部分もあります。ちゃんとそれがエロい展開でなるので、鈴さんが意味が分かっている辺りがこの漫画の業が深いです。でも基本的にはかあいい子で、妹系にありがちなことは大体網羅している辺りも流石です。


病人の物まで食おうとするこの食い意地!

 星野雪華さん。ぼんやり系彼女。でかく、でかい。おぱい力で里梨さんと競っているのも特徴ですが、もっと目に付く特徴は良く寝て良く食べる事。食いしん坊キャラで、飯関係はことあるごとにそのネタに行くある意味の鉄板。後、ぼんやりしているようで、意外と鋭かったりする場面も。でも基本は寝て食べてです。


奥手な感じのよく出た場面

 星野繭さん。眼鏡系彼女。本の虫、引っ込み思案、奥手、と三拍子そろっている眼鏡っ子要員。他の面々が順調にキスを遂げている中で単行本6巻目にしてやっとキスを、偶発的だったけど、した辺りが奥手らしいですね? とはいえ、突っ走る時は突っ走っちゃう所もあるので、ある意味危険なところも。後、よく噛む。発音的な意味で。


子供っぽさからこういう場面が出る訳ですよ

 星野潮さん。お子様系彼女。ボーイッシュでゲームとか大好き! という元気っ子タイプですが、これできっちり女の子なところがあったりもするのでギャップ的に楽しいです。郷さんとはまた違ったベクトルで問題を起こすタイプでもありますが、基本的にメイン回よりサブに回った方が存在感がある気がします。


珍しく赤面している所から

 陸田行成。この漫画の主人公。最初は彼女超欲しい! とか言ってたのにハーレム状態になってる現在ではそこまでの押しが無くなっている辺り、環境に慣れたかという印象があったりします。まあ、あの状況にあって更に彼女が欲しい、って言ったら爆殺ものですけれども。


案外行成との触れ合いも多い志染さん

 天見志染さん。9人姉妹のお目付役。基本的に大人。小さくてちっぱくても。お目付役ながらもう一人のヒロインという扱いをしてもいいくらいにはきっちりと仕事をしております。勿論、お目付役としてでも、キャラとしてでも。メインが学生なので、親キャラ、保護者キャラという立ち回りも多かったりしますし。

最後に6巻の感想を何行かで

 叶得さんのチャイナ可愛過ぎか!
 郷さんの柔道着倒錯し過ぎか!
 鈴さんのマジシャン服可愛過ぎか!
 総じてコスプレ回めいてた。
 とかなんとか。