氷川へきる『CANDY POP NIGHTMARE』6巻
(画像のリンクが物理書籍のページ、文章のリンクがkindle版のページ)
大体の内容「なんか異能バトル物っぽくなってる! 嘘だそんなことー!」。というなんというか未明の悲鳴が口からまろびでる不思議な漫画となり、異能VS超生物というのが明確になって、なったかと思ったら終わって、という流石の氷川へきる味。それが『CANDY POP NIGHTMARE』6巻なのです。
本当に今回の巻は今までこの漫画が積み上げたような積み上げてなかったようなしている物の集積がその軸足となり、その安定を持って激烈な蹴りを私たちにお見舞いしてくるという、いやその蹴りされるの俺たちじゃなくないですかね!? というくらいに無茶苦茶しおります。異能物、伝奇物としての仕上がりはもちろんいいのですが、その上でへっきー力の高い軸ずらしギャグ調と、そのずらし前の無闇とも言えるカッコよさが合わせておかしなアトモスフィアとしかいいようがない、なのに生まれる謎の高揚感がとにかく激しい。そこで心揺さぶられるのにギャグで落としてきてへっきーてんてー!? この昂りどうすればいいんですかー!? と叫び声が出るのも致し方の無いことかと思う様相。その上さらに、途中やことが終わった後などに白姫が今までの桃月界隈と接点がある地域だから生まれるクロスオーバー。『ぱにぽに』から『まろまゆ』までカバーしたそれはこ微に入り細を穿つ、作者の世界だからなされる、まさしく細かなケアリングで、今までのへっきーワールドに耽溺してきたヘキルニストは堪らぬ内容です。特に個人的なことを語らせていただくと、都母、『ぱにぽに』の上原都のお母堂がカメオ出演でいいトコ持っていき過ぎたのが堪らぬ。本当に堪らぬ。もう二度と見る事がかなわないだろうと思っていた都母がこんな活躍を! というので高まりましたよ。へっきーてんてー、なんてものを見せてくれるんや……。神、所謂GOD機関……。
さておき。
今回も真希奈さんは大活躍。コメディ部分でもシリアス部分でも縦横無尽の活躍をしており、適当にこれ、と撮影していたら偉い量の画像が溜まってしまいました。なので何種類かに分けて厳選したのをピックアップ! したいと思います。
それではいってみましょう。
可愛い真希奈さん場面
左右横たれ+ポニテというレア真希奈さんショット。この後は普通にいつもの黒ロンスタイルなので余計だが俺はレアだぜ? です。
色々モードチェンジして見た真希奈さん。単なるコスプレからの単なるコスプレな流れが可愛くて最高ですね?
エロい真希奈さん場面
マニアックにエロい真希奈さんなのでした。確かに不健全なエロさというか、地味さがあるのが逆にそそる部分として立ち上がってくる所があって、正直に言うと使えると思います。
ちょっとした一コマなのに溢れ出るエロ生足具合ですよ。いい感じに、ストリートファイターシリーズの春麗を思わせるいいむっちり足。素晴らしい!
エロ本を見ちゃうエロ真希奈さん。実際セクシャルなボディは真希奈さんもだろうと思うんすけどね。マニアックな所が多々あるせいか、本人は否定的ですが。全然いけるでしょ、真希奈さんなら。
おまぬけ真希奈さん場面
ここは多いので駆け足気味に。
総じてこの漫画の洗礼を浴び続けているんだなあ、という印象ですね。
最後に一コマ
なんだかこの巻は色々と大変だったのに、最後にこうやってグダっているのを見るとなんというか、いい所に落ち着いた安堵というか、よくこの話閉じれたなという感想がぽろっとでます。それくらい今回の巻の事件は大事だったわけですよ。でも、これだけのことした後にこの漫画はまだ続くわけで、そうなると今後は一体どういうことになるんだろう? という疑問がむくりと立ち上がってきます。仲間と思っていた相手との戦い、というのがよくありますが、そういうのこいつらしそうにないしなあ……。そう言う訳で、今後の話の振れ幅が全く読めなくなった、『CANDY POP NIGHTMARE』6巻なのでした。