先に総評
相変わらずゲストは多い誌面構成ですが、最近はきゆづきさとこ『棺担ぎのクロ』が安定して載っていますし、連載陣の安定感も良いので、特に不満が出る内容ではありません。とはいえ、先述の『棺担ぎのクロ』や津留崎優『箱入りドロップス』が終わりが近いというのがにおわされてきており、これらがぱたっと、終わったらこの先はどうなるのか、と思うと若干の不安があったりもします。特に『箱入りドロップス』はとても好きな作品ですので、終わったらロスダメージでかそうだなあ、とか。綺麗に終わっても、自分は大ダメージですよ、たぶん。
今回は新連載があります。川井マコト『甘えたい日はそばにいて。』がそれです。とりあえず恋心持てるアンドロイド作ったやつ出て来いよ! といきり立つ状態になったのはやんぬるかなです。なんで彼女たちに感情なんて与えたんだ! って緑川光声でいいたくなります。それさえなければ、この漫画始まりませんが、でも! 辛い、辛いだけじゃないか……。という流れからどうなっていくのか、というのがこの漫画の肝だと思うので、つらみを感じながらも見ていきたいと思います。
ゲストの方は、連続ゲストのミナミト『きらぼし!』と凍咲しいな『どらこみゅっ!』が頭一つ抜けていた印象。どちらも二号連続ゲストなのが勿体ない感じであります。その後をスミ『ボディガードのいる生活』が追う形でした。単に個人的にフルメタっぽいアトモスフィアが好きすぎるだけという説もありますが。
そして、今回でわたのん『ひなたすまいる』が最終回。久々に2巻出ない案件ですね……。正直特段に好きな作品、と言うほどではありませんでしたが、もうちょっと見ててあげても、とかなんとか思ったりもします。せめて2巻までは……。と、景気の悪い話で総評終わり!
個別チェック三連弾
今月のワンワード
- 文月ふうろ『オリーブ!』より
「始まるよ…」
「スズちゃんの可愛いポーズ」
- 完全にシャッターチャンス扱い! スズちゃんもそれがちょっと恥ずかしいのがいいですね? 恥じらいはエッセンスですね?