まんがタイムきららキャラット三作感想(2021年2月号)

まんがタイムきららキャラット 2021年 02 月号 [雑誌]

この項について

 まんがタイムきららキャラットの感想は書きたい。だが全部は難しい。となった時、三作くらいなら? という妥協点を見つけてやっている項となっております。
 きらら4コマ誌で一番ヤバかったのも今は昔。他が突出しだしたせいで、あおりで地味なイメージなっている感もあります。頭おかしいのばかり求めているとそうもなろう。今は安定期なのです。そう考えていきたい今日この頃。
 さておき、それではいってみましょう。

浜弓場双『おちこぼれフルーツタルト』

 利音ちゃんさん、でかぁ!? となる回でした。その印象が序盤からドーン! なので引っ張られるというか。そもそもテイルズだから尻尾を、というお前は何を言っているんだ? とミルコ・クロコップ感をするイノさんの言葉からして、今回は呪われていたのですよ……。などというムーブですが、乙元社長のモノクロティラミスとテイルズのコンセプトが駄々被りしている、というでかめのどうするんだよこれ!? な話になってまいります。その上でぬあるあもコンセプトが駄々被るという、まさか過ぎる事態になり、世界は混沌を極めようとしていますよ……。イノさんはうねうねするものに心奪われてましたが。お前……、あかん……。うねうねするものに心奪われるのはあかん……。

中山幸『ブレンド・S

 店長さんのおかん登場! な、なんだってー!? 若ー! ですが、オタ趣味は知られていないらしく、祖国ではなく日本で、なんで喫茶開いてんだよ! って話に。おかんの国で店を継げという展開ですが、ここは当然意中の人がいる、という方向へと流れていき、なんかしらんが告白せい! という格好に。嫁と一緒に経営しる! となりますが、店長なので超ヘタレが発動。告白して失敗したらうえーん、ってなりますがお前はそろそろちゃんとそういうとこと向き合わないと駄目だぞ! という中山先生の親心を感じました。ある意味では理不尽なんですが、まあ店長はそろそろ年貢を納めないといけない時期ですよね……。ここを逃すといつになるか全くわからなくなるし……。最適なカンフル剤……。

カヅホ『キルミーベイベー

 そんな! ソーニャちゃんが暗殺の仕事を! という、そもそもソーニャちゃんが暗殺者だったことを忘れていたアカウントがこちらになります。そうやった……。ちょっと(?)粗暴なツッコミ役ではなかった……。というかちょいちょい刺客に狙われることはあるけど、狙う方だったのってどれくらいぶりなんですかねえ!? ってなりました。キャラットを買いだしてからこっちそういう話ビタイチ無かった気がするのですが、真相は如何に。いや、マジで暗殺狙うのって初出じゃねえだろうな……?
 お話の方はいつも通りやすながぐちゃぐちゃにしてました。そしてぐちゃぐちゃにされてました。ぶれないなあ。