この項について
108つも見つからず! という感じで年内に第108幕までやってまいりました。煩悩の数!
ということで本当なら今月中旬には越えていたというのはさておき、この回でギャグマンガ日和6巻終了です。幕がないのは無視するというルールなので、巻末の他のとこで載ったやつとか絶大にいいんだけど、あえてスルー! いつか逆戻りしてやるのも一興ですが、それはそれ、これはこれ! 無理はすまい。
さておき、今回もギャグマンガ日和の感想を一日一話積み上げていきます。6巻終了となったので、次は7巻。今までもいかれていたギアの入り方が更にくるくるぱーになっていきます、たぶん。
で、ページ数とコマ数の確認も。コマ数の増田こうすけ好みは分かりますが、ページ数は時と場合によっていい悪いがあるので、中々難しい。短い方がいいという気はするんですが、長いなら長いなりに味わいがあるのでなあ。
さておき、それではいってみましょう。
大体の内容
ゾンビ禍で逃げ回る人達の人間関係が絡まりまくっているのだが……。
感想
ゾンビネタですが、ほぼゾンビである必要がないという亜空のゾンビネタ。というか、ほとんど誰かが誰かのあんちゃんだった! というネタなので、別にゾンビ禍でなくても成り立つだろ、というツッコミがどうしてもまろび出ます。
内容としても読者を混乱させるのが主目的であるというか、あいつがあいつの兄だから、つまりこいつはこいつの兄なのだ、というのを延々領域展開していきます。なので高速で人間関係が入れ子になっていき、えと、誰が誰の兄で? いやもうみんな誰かが兄なのか? というのをしていきます。
とりあえずゾンビ禍出したけどそっちに対する意欲というか、ネタにしたいとこがあんまなかったのか? としかいえないものとなっているのです。本当にゾンビである必要性が三か所しかないというのが凄い。それも最後のオチの絵の為だけにあるといってもいい感じだし。あの瞬間をどう描くか、だけを演算して作った感じもあるんですよね。どういう計算式なんですか!?
さておき、最終的にラジオのDJがみんなの兄! ってなって終わる流れはなんか意味不明だけどやっぱりあの絵の為だけのシチュエーションなのかもなあ、ってなります。それくらい道中が意味不明だし、最後も意味不明。だが、それがいい。もっと癖出してくれなさい。その癖が見たいのよー!
何ネタ?
ゾンビネタ、ですが実は誰かが誰かの兄さんだったネタ。ゾンビネタである理由があまりなく、でも最後のカタストロフはゾンビネタだから出来るものなので、そこは大変曰く言い難い味わいになっています。ぶっちゃけ、オチの絵の為だけだったのか、ゾンビネタなのは。
ページ数とコマ数
- ページ数:5ページ
- ショート回。一つのネタとして誰かが誰かの兄さんで、というのがクローズアップされて混乱する回です。つまり、どういういことだってばよっ! ってなります。これが10ページも続いたら正気を失いそうなので、このページ数、イエスだね!
- 総コマ数:33コマ
- 最少は6コマで最多は7コマ。今回は6コマと7コマしかない! 最初と最後のページが6コマで、後は7コマなのだ! ということで増田こうすけコマリズムである6コマと7コマだけ、というレア回です。平均は6.6。やはり6と7の間ですね。
- ジミー27コマ、ヘレン24コマ、ピーター23コマ、ヘレンの兄さん13コマ登場。男全員が誰かの兄さんになる、という亜空回なので誰が誰だか分からなくなってきます。惑乱!