『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第107幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 新年あけましてない! まだ年末! ということで危うくフライング年明け挨拶しそうになりました。今回の年末年始は9連休という有難き幸せな為、とりあえず初日である昨日はグースカ寝るという予定を消化したので、今日はもう一段ダラダラ過ごすという形に。一応、ゲーム二作の間でどれを買う買わないを決めるという日として設定していますが、流れとしては今日で決まりそうにないという感じがします。最悪両方とも買ってしまってもいいのだ! というグルグル目も発動しています。買うゲームに関する話はまた別口でやりましょう。ここは日和感想の場なのだ!
 さておき、今回も一日一話の日和感想です。そろそろ6巻が終わりの時が来たようだなあ! とブロリー声ですが、まだ後9巻あるというのは見て見ぬふりはできないので直視しようと思います。今までも十分凄いギャグマンガ日和ですが、更にギアを上げていくのでその辺の感想書くのが今から楽しみです。
 ページ数とコマ数の確認もやっています。やはり、増田こうすけ漫画には6コマか7コマが丁度いいっぽいです。何が他の数と差があるのかはまだ研究が待たれるところです。
 そんなことはさておき、それではいってみましょう。

第107幕 トレジャーハンター松尾

大体の内容

 松尾芭蕉が、俳句旅に飽きてトレジャーハンターを志すのだが……。

感想

 芭蕉さんがトレジャーハンターになる、と言い出しますが、逆に曽良さんがいいの見つけられなかったら国外追放な。となった為、必死でトレジャーハントする、けどまあ芭蕉さんだしね。という話。
 今回は芭蕉さんネタとしては結構レアな回です。というのも、曽良さんがボケというか、国外追放を盾に芭蕉さんに圧をかけるので、その圧に対して芭蕉さんがツッコむ、といういつもの形からの変化があったからです。
 というか、今まででの曽良さんのツッコミはギャグマンガ日和でもレアケースというか、基本ボケの力が強すぎるギャグマンガ日和にあって逆にツッコミが優位というのが芭蕉ネタなのです。
 その基礎を、今回は若干の変則手としてですが逆転させたのが今回、と言えるでしょう。
 まあ、芭蕉さんがすることなので、ツッコミとしても場つなぎが限度で、そのツッコミが面白いということがあまりない、というのは解釈一致です。ツッコミより、ボケの方が芭蕉さんは生きるからね。
 で、トレジャーハントしたものがダメ過ぎて、更に曽良さんがいかだは……、丸太でいいか。とか言い出し始めて芭蕉さん焦る、からのオチの流れは綺麗でした。あまりにもいうに事欠いてという面を含めて見事でした。大オチもいい哀愁で、且つ全体的になんだったんだこの回! という展開でいつもの増田こうすけ漫画感がしっかりでていました。

何ネタ?

 芭蕉さんネタ。今回は珍しく芭蕉さんより曽良さんがボケというか、芭蕉さんがボケるのもあるんだけど、曽良さんが芭蕉日本脱出化計画を口にするとこがボケとなっている為、芭蕉さんが自然とツッコミに回らざるを得ないという形になっています。そうなると、ボケ優位の日和らしさがバンと前に出てくる感じ。

ページ数とコマ数

  • ページ数:8ページ
    • 意外とページ数少なめな回でした。そこそこボリュームというか、この話ならこれくらい、という見極めが出来ているというか。サクサク進んでしっかりボケて終わる、という基本が忽せになってないしっかりとしたボディのあるページ数と言えます。
  • 総コマ数:54コマ
    • 最少は4コマで最初のページ。最多は8コマで3ページ目。残りは全て7コマという正当なのか偏ってるのか分からんページ数でした。平均は6.75。7に漸近してますが、大半7ならそりゃね。
    • 松尾芭蕉52コマ登場。あわや全コマ登場か!? レベルの登場コマ数。流石に全コマ登場というレコードを持つ芭蕉さんは違います。曽良37コマ登場。芭蕉さんがボケとツッコミをする回なので、自然と曽良さんのコマ数は少なめに。芭蕉さんが縦横無尽過ぎた。

過去ログ

まとめ置き場