『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第112幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 7 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 1000%マスタースパーキング! 年が変わってもこの感想遊びは終わらないぜ! ということで、ギャグマンガ日和感想を一話一話感想を書いていきます。今年も始まりましたが、ある程度の書き貯めはやはり必要だな、というのが年始の休憩状態で実感しました。調子悪くなったりもするし、それを見越してある程度積み立ては安定プレイには必要だなと。
 ということで、書き貯めしつつ、今回もやってまいります。増田こうすけ漫画とか、好きだからー! と誰かの発言をパクりつつ、増田こうすけ愛を感想に込めていきますよ。
 その過程でページ数とコマ数の確認もやってまいります。これが中々楽しい作業なのです。俺だけが知っている知識! みたいな感覚があるのです。
 そういうのはさておき、それではいってみましょう。

第112幕 陰陽師探偵団

大体の内容

 陰陽師の阿部さんが、霊障があるという依頼を受けるのだが……。

感想

 猫の霊による霊障に挑む回。でも、猫の霊が悪さをしているのではなく、といういい話をそこら中でボケてやったる! というボケで綺麗にマスキングしてくる回でもあります。
 話の筋としては本当にいい話なんですが、阿部さんに話を持って行ったせいで全てがおかしくなっている感じです。霊と言われても、天井に引っかき傷程度でおろろろしてる人に頼むのは何か間違っている気がする。
 とはいえ、阿部さんがいたからなんとか解決に持っていけている、……ニャンコさんがいたから感が強いな? でも阿部さんの式神だし、一応阿部さんの……、霊障には阿部さんの出した式神が関係していたし……、マッチポンプか?
 となんか混乱してきますが、基本的な部分がおかしいけど、本筋はちゃんといい話なのです。長年連れ添った猫が、霊になっても見守っていた、というのは本当にいい話。そこだけ見れば? そうかもしれない! でも、う○こミサイルボカーンとかやってるけど、いい話なの!
 とはいえ、阿部さんの定番ネタである嘔吐と気絶もきっちりやっているし、ニャンコさんがあんな見た目だけど有能だったり、という阿部さんネタの基本はしっかり組み込まれているので、そっちメインで見てもちゃんと面白い。むしろちゃんといい話を組み込む方が変なんですよ。なので不思議な回ですなあ。ってなりました。

何ネタ?

 阿部さんネタ。回数自体は多くないが、偶に飛んでくる弾ですね。今回も阿部さんが幽霊怖いのにお祓い仕事しているのがマジで考え直して違うことした方がいい感強い。猫のひっかき傷程度で吐いてたら胃が持たんぞ。
 とはいえ、仕事はちゃんとできてはいるし、困るのは大体依頼者なので、依頼者が問題ないとすれば問題ない……、いやもっと問題にしろ。そういうのも含めての阿部さんネタですね。

ページ数とコマ数

  • ページ数:15ページ
    • そこそこ長編。話の筋もちゃんとしておりつつ、いろんなボケを十重二十重としており、何気に読み応えがある。大オチもちゃんと機能しているものの、このページ数に対してこのオチで良かったのか? はあるのである意味いつもの日和ではある。ページ数としてはきっちり入りきってるので是だが。
  • 総コマ数:94コマ
    • 最少は4コマで1ページ目。大体1ページ目が最少よな。最多は8コマで14ページ目。平均は6.2近辺。意外6コマが多かった。
    • 阿部さん52コマ登場。メインのようでいて意外と脇役なのよな、阿部さん。半分程度しかでてねえ。ニャンコさん47コマ登場。ニャンコさん多いな。阿部さんが少ないというべきだけど。香織70コマ登場。今回のツッコミポジなので一番出ている。依頼しに行ったら阿部さんが吐いたり、幽体離脱して胃にダメージきたりと大変そうだった。

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