『シャドウバース ワールズビヨンド』雑カード語り その38

この項について

 皆さん、気づいていますか? またクラス別で2枚ずつやっているということを! という無駄な遊びの最中です。やはり、ある程度縛りというか枠があると目移りしないでやれるので思考が研ぎ澄まされる感じがします。やっぱ縛ってなんぼやね!
 縛ってみると、このカードは? というのがふっと湧いてきます。こういうインスピレーション、直感は大事です。そこから芋づる式で、これは? ってなるので、やはり適度に縛るのは良いことです。縛ろう、思考を!
 さておき、今回もシャドバWB雑カード語りをしていきます。今回は地味にいいけど現況ではそこは求められてないかも、な一枚です。もうちょいなんかあれば……。
 それではいってみましょう。

今回のカードはこのようになっているわ。(『ヴァルキリープロファイル』のフレイ声で)


 今回はドラゴンのフォロワーである〈侮蔑の祈祷者〉の雑語りします。〈絶傑の継承者〉からですね。そろそろネタが出てきているのです。
 〈侮蔑の祈祷者〉はコスト5で攻3の体5で突進と守護持ち。能力はターン終了時に元の体力まで回復して、その回復分自リーダーを回復、という能力を持ちます。

基本的な使用法

 基本としては、進化して相手フォロワー殴っておきながらターン終了で体力元通り、というのを活用するフォロワーです。そうすると進化すれば5コスト帯で体7の守護、それも突進後に回復するのが立ち上がってくるわけです。ついでにリーダーも回復するので、かなり使いやすい一枚といえます。
 そもそも5コスト帯で進化時の体7を倒すのには苦労が必要です。確定除去積んでいれば少し楽ですがフォロワーだけでとなると2、3枚は飛ぶ覚悟が必要です。それだけでこのカードは有用ではないか、と思わされます。

思い入れなど

 〈絶傑の継承者〉カード環境が今ひとつ振るわないドラゴンですが、掘れば良さそうなカードはあるものです。縛って見えてきた感じのフォロワーですよ。
 勝手な判断ですがこのカードもわりといけていると踏んでいます。基本的に腐りどころも少なく、中盤なら進化して回復と防御を仕込めるのでよい。超進化するとダメージを最初は受けないから回復ができないというのが逆にディスアドあるくらいです。進化でより使いやすい、という珍しいタイプかと見ています。
 そういう意味では中盤の札として使うのが基本でしょう。進化と関われるコスト帯ですからね。そして特にアグロ対面なら効果が高く、相手フォロワーを倒しつつリーダー回復して体力満タンで守護もできる。便利! アグロ対面なら欲しい一枚です。
 とはいえ、防衛面で使えたとしても攻めではそこまで貢献できない面があります。相手のフォロワーを守護で止めて他界するのがメインだという点を考えると、現行のドラゴンの救世主とはならんなあ、とも。
 そもそももっと決定的な一撃の方が救世主として相応しいでしょう。見栄えもいい。気持ちもいい。その前準備としてその傍らにこのカードがあればいいなあなどと夢想します。些か夢幻の如くですが。
 というか、やっぱりアグロ対策向きなのかしら? と考えてしまいます。他に並んでいれば〈エンドレスハンター・アラガヴィ〉もなんとかなる感じありますからね。体7が立っているのは結構強い相手にも進化は切らせられます。進化レースで使えるところですね。
 これで回復じゃなく食らったダメージを返すとかだと強いんだけどなあ、とかも考えたりします。でも、それだと強すぎるからなあ。無理だよなあ。でもそういうカードあっても良さそうだけども。全体だと強すぎだからランダム打点とかになればワンチャンあるのでは? とか思いついたりしますが、駄テンションなので錯乱の可能性しかありません。
 話が変わってきたのでさておき、〈侮蔑の祈祷者〉は上手く使えば結構強い守護なので他のカードと組み合わせられる、あるいは地ならしでとして出して繋げられるカードがあればともっといい。そういうのが生まれたらいいなと思います。そうすれば、いつか日の目見る日が来るのでは、とも。夢幻の如くですが。

まとめ

 防御面としては中盤の核になり得るものの、現況ではそこは求められていませんな一枚。〈侮蔑の祈祷者〉はそんな感じに見えています。