新伝奇入稿です!!(長月28日改てい)

「入稿時間が近づいております! 著者一同(原稿提出)準備願います!」
今や完全に〆切へと達していた!!
「う・や・ま・だ〜〜〜〜〜」  「ゴッドファーザァ〜〜〜〜」
 「日出臣さ〜〜〜んッ」 
   「御隠居〜〜〜ッ」 「ヒッちゃ〜〜〜ん」
 「ヒッちゃんステキ〜〜〜」
宇山田日出臣*1新伝奇の書き手を見たいか―――ッ
観衆「オー――――!!!!
宇山田「ワシもじゃ ワシもじゃみんな!!」
宇山田「著者入場!!!
新伝奇入稿です!!!!
 
「『世界の敵』殺しは生きていた!! さらなる放浪を積み、不気味な泡が甦った!! 電撃文庫!! 上遠野浩平だァ―――!!!」
「新伝奇はすでに私が完成している!! 『Missing』 甲田学人だァ―――!!!」
「思いつき次第、書きまくってやる! 講談社代表 西尾維新だァッ!」
「伝奇なら私の歴史がものを言う!! 朝日ソノラマ文庫 夢枕獏!!!」
「真に伝奇をしたためたい!!  角川系列 乙一だァ!!!」
「現在4レーベル制覇だが、こうなりゃ全レーベルオレのものだ!! 雑文業 榊一郎だ!!!」
「伝奇対策は完璧だ!! 全方位小説家 冲方丁!!!」
「全小説体系のベスト・パターンは私の中にある!! 文体の神様が来たッ! 秋山瑞人!!!」
「ゲームでなら絶対に敗けん!! ゲーム屋の伝奇見せたる! 製作会社『SHOUT!DESIGNWORKS』だ!!!」
セカイ系いじりならこいつが怖い!! 富士見ファンタジア文庫豪屋大介*2だ!!!」
角川スニーカー文庫から二人が上陸だ!! 椎野美由貴!! 岩井恭平!!」
「ルールの無いライトノベルが書きたいから作家になったのだ!! プロの「まロい」を見せてやる!! 川上稔!!!」
「あの世の土産に伝奇とはよく言ったもの!! 達人の妙技が今、この時代に復活する!! 名探偵明智小五郎シリーズ 江戸川乱歩先生だ――――!!!」
「“燃え萌え”こそが地上最強の大萌え詞だ!! まさかこの男がきてくれるとはッッ 高橋弥七郎!!!」
「書きたいからここまできたッ 素顔一切不明!!! 講談社覆面作家 舞城王太郎だ!!!」
「オレは富士見で最強ではない。 全小説で最強なのだ!! 御存知『フルメタル・パニック!』 賀東招二!!!」
「新伝奇の本場は今や講談社にある!! 俺を驚かせる書き手はいないのか!! S・J・太田だ!!!」
「速アアァァいッ! 説明不用!!! 一年7冊!!! 二年で13冊!!! 速筆王うえお久光だ!!!」
「小説とは実際に書けてナンボのモン!!! 超実践著術!!  本家80年代から大塚英志の登場だ!!!」
「伝奇までもがオレのもの! 邪魔するやつは思いきり『殺せ! 殺せ! 殺せ!』なだけ!! 電撃文庫の王者 古橋秀之!!!」
「自分を試しに東京にきたッ!! 欝っ子北海道チャンプ 佐藤友哉!!!」
「あとがきに更なる磨きをかけ 瀧川武司“どかどかどかん”が帰ってきたァ!!!」
「今の自分に死角は無いッ!! 『BBB』あざの耕平!!!」
「メールゲーム十数年の歴史が今、ベールを脱ぐ!! 富士見から新城カズマだ!!!」
「ファンの前でならオレはいつでも全盛期だ!! 燃えるクリエイター、飯野賢治 ピンで登場だ!!!」
「大学の仕事はどーしたッ 書き手の本能未だ消えずッ!! ミステリも伝奇も思いのまま!! 森博嗣だ!!!」
「特に理由は無いッ 銃を書きたいのは当たり前!! ニトロプラス! 虚淵玄が来てくれたーーー!!! メディ倫にはないしょだ!!!」
「メールゲームで磨いた実践著術!! 電撃文庫のデンジャラス・ライオン 成田良悟だ!!!」
「伝奇だったらこの人を外せない!! 超永久伝奇書き 菊地秀行!!!」
「超一流のひきこもりの超一流の伝奇だ!!! 生でミラレてびびりまくりだぜッ! ひきこもりのトップランナー!! 滝本竜彦!!!」
「新伝奇ムーブメントはこの男が開始させた!! エロゲ界の切り札!! 奈須きのこだ!!!」
「若き王者が帰ってきたッ どこで書いていたンだッ チャンピオンッッ」
「俺達は君を待っていたッッッ」
笠井潔の登場だ―――ッ!」
「笠井!」   「笠井!」
 笠井! 笠井! 笠井! 笠井! 笠井!
  笠井! 笠井! 笠井! 笠井! 笠井!
(夢…)
(というか、この人、だれだっていうの?)
以上33名によって、新雑誌選考戦を行いますッ
「加えて遅筆者発生にそなえ、超豪華なリザーバーを4名抑えておきました!!!」
グループSNE 友野詳・“ブレード”!!」
集英社スーパーダッシュ文庫 海原零!!!!」
富士見ファンタジア文庫 麻生俊平!」
「……ッ どーやら既に一名は入稿が遅れているようですが 仕上がりしだいッ 皆様にご紹介いたしますッッ」
アリガトォオオ  アリガト―――ッ
 アリガトオオッ      アリガトォ〜〜〜
    サイコーだ〜〜〜
アリガトオオッ

(出典・グラップラー刃牙21巻p126〜p143より)
こちらをみた時に天啓のように受信しました。

*1:S・J・太田の敬愛する編集者

*2:または、中×××