では何が分かったのか。

えーと。
えーと、ですね。あのですね。
私、分かっちゃったんです。
舞-HIME」の大きな秘密の一つが。
別に誇れる事でもないんですけどね?
だって先がある程度わかっちゃうから、見てびっくりする楽しみが減っちゃうんですもん。
でも、このまま頭の中にだけ残しておくと、どうしてもすわりが悪いんです。
だから、書いちゃおうと思います。
まあ、外れる可能性も十二分にはありますけど。
えーと。
一応、反転しておきますね? 見たくない人は気をつけてくださいね?
えーと。
えーとですね。
こうやって字数を稼いでいるのはアンテナの人に気を使っての事ですよ?
えー、くどいですね。 そろそろ本題に入ります。
では。
私、
「黒曜の君」が誰だか分かったんです。
まず最初に軽く説明すると「黒曜の君」というのは二つに分けられます。 それは「力」と「器」です。 これは18話で三木眞一郎キャラの言動から推測されます。 つまり「器」になれればその「力」が手に入るという事だと思います。(追記:勘違いだった)
つまる所、「黒曜の君」に誰がなるかはある程度流動的なのですけれど、しかし今一番その「器」に近い人というのがいるわけです。
それは美袋命です。
証拠は5つ。
一つ。 命には「チャイルド」がいない事。 これはまだ発現していないと取られていますが、逆です。 発現しないのです。 それと、常に大剣が出たままである事、つまり物質化によって出てくるのではなく実際の剣である事。 これは第一話で海に沈んでぬれていた事からも明らかです。
二つ。 持ち物に黒曜石を連想するものを持っている事。 大剣、黒い石の首飾り、そして剣を使う事で出てくる黒曜石と思しき石柱。 ここから「黒曜の君」を連想させます。
三つ。 18話の回想で兄に言われた言葉、「敵は全て倒せ」。 これは姫の争いを暗示させているように見えますが、似たような境遇の尾久崎晶はその正体を隠すように育てられているのに比べ、命はそれを隠そうともしていない。 隠すように言われていないのです。 その上で「全て倒せ」といわれているのは、命が姫だとした場合、少し不自然だと感じます。
四つ。命はどこからか分からないものの、「風華の地」を目指してやってきた事。 他の姫は呼び寄せられてやってきているのに対し、命だけが明確な目標として「風華の地」にやってきています。 しかもなぜか場所を知ってます。 これは地球に接近している「姫星」との対比にも見えます。
五つ。 一話の炎凪の台詞「姫とそのほか一人」。 この場合、姫は舞衣であったわけですから、そのほか一人である命は、姫ではないという事になります。 また、二話でなつきが「姫は一人のはずだった」という旨の情報を得ていた事が分かりますが、この一人が舞衣であったならば、命はなんなのか? 少なくとも姫ではありません。 ならばなぜ「風華の地」へやってきたのか? 兄を探すというのが建前、ってないよな。 じゃあ兄が命を呼び寄せる為に「風華の地」に来ているってことではなかろうかと。
以上の証拠により、美袋命が「黒曜の君」と推論できます。
まあ、あくまで「一番可能性が高い」だけであって、実際どうなるかは未知数なのですけれども。