感想 榊一郎 『まかでみ・らでぃかる 3 正体不明なんですけど。』

 内容を要約すると「色々なんですけど。その3」
 「乙女分裂!?」から読むべきだったのにですねー。すげー失敗した。「乙女」のオチわかっちたじゃん。アッー!
 つれづれでいきますよー。

  • 記憶喪失なんですけど。
    • オーソドックスな記憶喪失。タナろうがああいうことを言うのを含めてオーソドックス。
    • 釘バットはともかく、記憶の予備、というのはいい技術だなぁ。いや、前提が色々あれだからそんないいもんでもないか?
  • 正体不明なんですけど。
    • えーたろー降臨譚。違うけど。
    • 最近読んでなかったから、榊さんのシュッとした所が久しぶりに味わえた。という位にはシュっとしてる。
  • ホラーなんですけど。
    • ファミ通文庫の双双葉こと霧島双葉の回。もうこれ以上ないのかしら?
      • らでぃかる5が、結構そういう方向みたいなので、更にシュッとした方みたいなので読む前から否が応でも期待が高まれ高まる。
    • しかしなんで服破けてたんだろう。今世紀最後の謎。
    • 追記。つかファミ通文庫ダブル霧島(もう一人は「バカとテストと召喚獣」の霧島翔子)で双双葉(もう一人は「吉永さん家のガーゴイル」の吉永双葉)になるわけか…ごくり。初出はその二人よりも相当前なのにこのわざとらしい被り感!

 そんなかんじ。食傷、とはいはないけどびみょーにずれを感じる。自分にとって榊さんというのはコメディコメディした話より、コメディ混ぜつつの方が自いいのかなー?