世界樹の迷宮2~六花の少女 上巻 (IDコミックス REXコミックス)
- 作者: アトラス,FLIPFLOPs
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2008/11/08
- メディア: コミック
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大体の内容。「セカツーFLIPFLOPs味」。FLIPFLOPs自体を余りに知悉してない私が言うのもなんですが。東方同人まとめた奴ををまとめて見た以上の知識が無いんですよ。まああれだけ勢いよく読めば味くらい分かるよバカ野郎と嘯く俺であります。じゃあFLIPFLOPs味って何? と突如問いかけられると、当然のようにもにょりますが。えー、ウェットがあんまりウェットにならない所?
それはさておき。
こうやって違う人の手に、あるいは脳による世界樹ワールドを覗き見る体験というのは毎度毎度楽しい物ですが、この漫画でいいのはあまり過去を語り過ぎない手法。過去より今だよ、精神なのか単にウェットになりすぎるからなのか、はたぶん両方が両翼でバランスとってるんだなあ、とはレインの挿話で思い知るのでありました。過去話もいい。目的だし。でもどういう風に迷宮探索してるか、という辺り、あるいは戦闘しているか、どうクエストをこなしているか、という辺りこそ、セカツーの華ではありますし、見たいところでもあるわけですから、それをしていくならそれを見る。なにも間違った関係がソコには無い、と思う。過去なんて自分で幻視すればいいんだよ! ということですか。たぶん違う。
個人的に一番良かったのはルークの丸かじりの絵が公式のあれとクリソツ、というかそのまんまであった所。やっぱりあの絵のインパクトは力強いなあ。最初見た時もゲラゲラしたけれど、今また違う人が同じ絵を描くという事実で二倍にゲラゲラしてしまいました。こういうつながりっていいなあ、好きだなあ。