あれはまさに魔法のようなものですよね。

 そういえば、映画見たのに感想書いてないな、というのがあったのだけれど、ネットでフラフラしてたら色々とその映画の評を見て(こちら:http://d.hatena.ne.jp/K_NATSUBA/20090517#1242712349とか)、色々感心しきり。皆見所が色々違うのなー。自分はどう見たのだろう、というのが気になってきたので、ネタバレ気味に書く。

グラン・トリノ

 葬式で始まって葬式で終わる映画、といえば辛気臭そうですが、その実、基本的に派手さの無い映画なのでその評はあってそうであります。見所はそこよりキャラクターの人間臭い行動、主にクリント・イーストウッドの、にあるので、クリントが老齢なのを鑑みれば辛気臭いは当然とも言えます。
 この派手さの無さは日本のオタからすると日常系作品を彷彿とさせるものがありました。まあ、実際はほとんど日常、最後の辺りすら、日常といえば日常になってしまう位カタルシスとかとは無縁の話だからでしょう。洋の東西、あるいは切り取り方の違いで、日常の感じがこうも違ってくるか、という変な視点で楽しめました。かなり勘違い視点ですが、まあ見えちゃったもんはしょうがない。
 さておき。
 ストーリーはなんか妙にデジャブというか見たことある感に包まれていて、でもじゃあ何で見たのと言われても大層困る仕儀で、本当に評価に困ります。なんだろう、この見たことある感じ。と考えていたら、西部劇のノリではないか、という案が浮上しました。オーソドックスな西部劇における、何も出来ない小僧を、色々と手荒い手ほどきをして仲間へとステップアップさせていくという辺りの流れと、異邦人な男が地元コミュニティに絡んで変わっていく、あるいは偏屈な男が異邦人と絡んで…、という辺りの流れとを、現代風にブラッシュアップした、という説。西部劇をそこまでたくさん見てないので、信憑性薄いにも程があるのが最大の難で、たぶんに勘違いなのですが、それでも自分としてはそれはそれでなるほどなー、見たことある気がしたわけだ。と納得したのでありました。西部劇的な部分といえば、チンピラを銃でおっぱらうとかもしてたなあ。最後がああなるのも、ある意味西部劇を意識して、何もしなかったって流れか。なるほどなー。最後の「うた:くりんといーすとうっど」なのも、なにかその辺のことから発生してるのだろう。ジョン・カーペンター作品でもエンディングを自分で歌うやつあるしな。あの人も西部劇スキーだし。とか一人納得するのでありました。

それからどした

 上で話題にしたので日常系漫画あるいはアニメとかについて何か語ろうかと思ったけど、もう眠いでござるの巻。
 自分の中の大きな物語懐疑と、日常系の主線というものについてひとくさりあるにはあるんですが、全くまとまりません。なにか参考文献が欲しいんですが、たぶんニッチな思考なので参考になりそうなのが無い、という予感がひしひし。自分を納得させる為に、自分で考えるしかないかー。大きな物語系統の話を調べる方が早いかもしれないけど、これも参考文献がいまいち判然としないしなあ。

月曜。

 払う物の振込み。昼の時間が全部使われてしまった。寝る余裕がなかった為昼寝なしにしたら、その後の仕事がきついのなんの。いつも、寝てなんとかしてたのだなー。と納得。
 帰ってからはまた漫画読んだりする。やっと「アオイホノオ」に手がついたと思ったらゲラゲラ笑ってあっという間に終わった。色々思うところもあるけれど、この無駄な上から目線、あるいは上目遣いがオタだなー、と妙な納得。

火曜。

 昼は寝たら超快適! それ以外に特には。帰りに「ふわふわ時間」探してタワレコ行ったけど、まだ売ってなかったでござる。一応、ダッシュしたので電車には定刻に乗れましたが、疲れたー。