感想 娘太丸 『こどもすまいる! 2』

こどもすまいる! (2) (まんがタイムKRコミックス)

こどもすまいる! (2) (まんがタイムKRコミックス)

 大体の内容。「保育園のお仕事、のような」。この巻で最終巻ということで、後半戦突入ですが、この巻突入辺りから目立って保育園外行事に話がシフトしていき、その中でキャラの行動こそを見る漫画へと、変貌というよりは元からその傾向だったのが顕著になります。でもまあ、そういう漫画だからこれ! って言ってしまえる漫画ではあるんで、それでいいんではないかと。ただ、やっぱり時代が悪かったというか、同時代に「はなまる幼稚園」があったのは、この漫画にとっては辛い出来事だったよね・・・。園児三人組がマジで丸かぶりに見えた、というのが、長く続かなかった要因だろう、と勝手な事を考えてしまいます。もち、そういう方向じゃねえんでしょうけれど。いや、ヤエちゃん好きですよ? ひーちゃんと同じくらいに。キャラかぶってるから好きな気もしますけれど!
 話としては全体的にイイハナシダナー力が高いんですけれど、最終回が特に非常にイイハナシダナー。ですが、描き下ろしのカラーの部分のが、この漫画で出来きれなかった部分のフォローとしては、非常に効果的ではあったと思います。それもまた、イイハナシダナー。でも、ナナミンの方はまるっきりフォローなかったですね・・・。あれか、宇宙帝王ザカリテの魔力のせいか。
 基本、ゆる鋭い笑いとほっこりさのある漫画で、大変趣味にあって、楽しませてくれてありがとうございました。今、新作連載中ですけれど、それとは関係なく遅ればせながら、おつかれさまでした。