スーパーストリートファイターⅣ ダッドリー私的攻略の1 中距離立ち回りメモ

 ダッドリーの戦いは基本近距離に寄ってから。基本的に遠距離ではすることがまるでないので、そこでは状況を見つつ接近する、で済ませて、今回は近接手前、中距離での立ち回りを書いておきたい。

中距離の基本的な姿勢と、技の確認

 相手にもよるものの、中距離では基本的に接近するのがダッドリーの狙いなので、できるだけこちらの接近手段を通しやすくする為に、相手の手出しを減らしたり、偏らせたりするのが、中距離での基本姿勢。殴って萎縮させ、接近を通す、です。ちなみに、ダッドリーにとっての中距離は、大体ジャンプ一回や大ダッキング一回で寄れる距離くらい。
 そこで牽制として振っていくのは、主に立ち大P、6大P、屈中P辺り。
 立ち大Pは発生、リーチ、威力に優れ、しゃがみにも当てられて、そこそこの判定の強さ、と5拍子揃った使いやすいメイン牽制技。普通に打ってもいいけれど、発生とリーチを生かしての後出しでの牽制狩りにも使いやすい技です。ただ、近いとガードされた時に反撃食らう場合もあるのと、足払い系にはいまいち弱いのが難点。
 6大Pは出るのが遅いのと下方向に判定が薄めで足払いにやたら弱い点をのぞけば、立ち大Pより運用しやすい技。当て方次第ではそこからコンボも可能なくらいには隙が少なくできるので、基本としては持続ギリギリを当てていく使い方が重要になってきます。上手く当たれば若干の有利で攻めていけて、ガードされても当て方次第では微不利程度なのでやはり強気に接近戦するのが肝要。
 ただ、どちらも必殺技でのキャンセルがかからないので、SAを狙われるとゲージを使った方法以外での対処ができない。なので、相手がSA振るようなら使用頻度を変えて、どちらもSAに勝ちやすいダッキングからの攻撃を混ぜていく必要があります。
 屈中Pは上二つリーチは無いものの、しゃがみに当たる且つキャンセルがかかる技としては最長のリーチで、防御されても隙が少なく、更に先端部の強さは上々と使いやすい。牽制以外でもコンボパーツなどとして要所要所で使っていく技。
 これらを振りつつ、相手の行動を制限していく。

中距離での相手の対応に対する基礎知識

 ダッドリーの牽制技に対応する側のやることは、差し返しを除くと大別して3つ。
1.SA
 立ち大P、6大Pがほぼ単発なのを見越して打ってくるパターン。相手側のリスクのわりにリターンが高いのがポイント。
 この場合は上でも書いたようにダッキングの技でSA潰していくのが基本となる。リーチが詰まっていれば、立ち小P>立ち大Pなどの選択肢もあり。
 ただ、SAを使うのが読めると、こちらもダッキングがしやすくなるので、むしろ中距離戦ではSAを積極的に出してくれた方が攻めやすい場合もあったりする。
 うまくSAを破ったら、ちょっと有利時間ありつつの接近戦タイム。投げや無敵がある相手には無理をせずじっくり、それ以外では強気にいきたいところ。
2,足払い系
 一方で出して欲しくないのは、やはり足払い系。メイン牽制が共に足払いに弱いし、ダッキングも足下は弱いので、これをしつこくされると立ち回りが厳しくなる。といことで、これをいかに潰していくか、さばいていくか。
 距離がうまくあえば屈中Pでの潰しはそれなりに機能する。相手の足払いが当たる間合いから少し離れたくらいで振る、という使い方が基本。それでもそれなり、が限界だが、無いよりまし。
 他に屈小Kで潰す、という選択肢も。出が早く隙も少ないので、わりと気軽に振れるのが長所。ただリターンはほぼないのが短所なのを覚えておくといい。また屈中Kで潰すこともできるが、それは先端部での話で、中距離の外くらいで機能する特性、近いと負けやすいというのも覚えておきたい。
 完全に読めた、なら飛びを通すのもあり。場合によっては足払い読めて飛んだのに相手は見て落とすの余裕、って場合もあり、勇気と無謀のいる選択肢でもあるのは注意したいが、不意をつければ対空も疎かになりやすいので、そこを突いていきたい。
 更に小ネタではあるが、足払いをスカして歩く、というのもベタながら重要。歩きから屈小Pで刻みつつ、も混ぜていくと効果的だろう。
3.ジャンプ
 牽制技が大振りなので、読んで飛ぶ、という選択肢。これへの対処はまず牽制を振りすぎないこと。ある程度見せて置いて、飛んでくるのを対空できっちり落としていく、という方向が基本。そのせいで地上がおろそかになるのも問題なので、この辺りの意識の割合は、相手の癖や相手キャラなどを考慮しておくといいだろう。
 返していく場合に使うのは、立ち中K、屈大P、EXジェットアッパーなど。立ち技で牽制しようとしているときは立ち中Kを意識、しゃがみで牽制しようとしているときは屈大Pを意識、と心構えしていると返しやすい。EXジェットアッパーは対空以外でも切り返しに使える技なので、出したい時にだせるようにしたい。ただどれもめくりには弱いので、それに対してはクロスカウンターという選択肢も入れていきたい。EX且つウルコン2選択の場合はかなりの大ダメージが期待できるので、めくり主体の相手にはこれで萎縮させたい。
 対空後はダッシュダッキングで接近からの近距離戦チャンス到来なので、ここもじっくりと攻めていきたい。

次回があるとすれば

 接近戦での立ち回りでも書けたらいい。
私的メモ類