- 作者: 島本和彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/11/11
- メディア: コミック
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大体の内容。「プロへの階段!」この巻で、ホノオ側、ガイナックス側、双方にそういう道筋が仄見えた格好となりましたが、ホノオ側の道筋は出版社からの一本の電話だけ、という仄かさが奥床しいってレベルじゃない位遠く且つ淡いもので、届くのかそれ、と思わされるに十分です。いやまじ大丈夫なのかその道筋…。
そんな淡かった道筋に、更なる暗雲として矢吹健太郎デビューが立ち込めてまいりました。狙っていた分野を狙い撃ちされたホノオの悔しさは推し量られますが、でもそのネタを打ち込まれた作品に愕然としてテンション高めに絶望するホノオの奇態は笑わざるにいられないものがあり、それがこの漫画の面白さの一つである事も含めると、ホノオには延々と漫画を読んで変な位置から評してみたり悔しがって欲しいです。この漫画の着地点はたぶん漫画家になる事であるわけですから、そうなってくれるのが一番いいんですがでも、このまま成れないものを追い求め続けて上がったり下がったり下がったりしてるの、ずっと見ていたいかもしれません。でも、教習所編は勘弁な!
ガイナックス側は確実に順調、とは言い切れないものの、ホノオ側の何時果てるともない上がり下がりに比較の余地の無い位には順調。オタキング岡田斗司夫登場となりましたが、その恵まれているにも程がある者が持つ言いようの無いオーラに当てられて、ショッカー基地だ、と思ってしまう庵野さんがこの巻一番の笑い所だったのではないでしょうか。というか爆笑。なんか鷲マークがビカビカ光ってるのを幻視して、なんとなく洗脳してきてるなあ、というのを感じているという表現にしてる辺りがオタらしいというか。やっぱりビカビカですよね…。
とかなんとか。