先に総評
今回は新連載が二つあります。牛乳のみお『ほかかわーくす』と篤見唯子『スロウスタート』がそれです。
順に見ていきますと、『ほかかわーくす』は温泉部という部活、という常時肌色多目に出来るよ! やったね(略) な作品。初回ではその肌色率の高さをカラーまで使って否応なく使ってくる様はまさに王者の風格。これで全くの同時期にライトノベルでも温泉部物というのがあるという摩訶不思議アドベンチャーが無ければ、あるいはあるからこそ手放しで喜べる所です。つか、お風呂回という手段の為なら目的を選ばない、という人種が二人もいる段階で日本は進み過ぎてます。どうなってるんだ!
対する篤見唯子『スロウスタート』は引っ込み思案系の主人公が、というある種テンプレート。内容的にもテンプレート感が強く、凡百の域を出ていない、という辛めの評をしてしまいます。『ほかかわーくす』が最初から、飛ばすぜ! してるのを見ると、余計にそういう感覚を覚えたりも。ここからどう展開していくか、ですね。と謎のコミッショナー視点をしてしまいます。
それはさておき。今回のその他の面というと、最近安定してきたかと思った連載陣の総崩れ具合が気になったりも。というか、いつになったら安定して『ステルス・メイツ』読めるですかねー! という叫びは遠く彼方に木霊します。今回はそれに『あっちこっち』と『棺担ぎのクロ』、それに『天然あるみにゅーむ!』が加わるという休載戦線ですよ。前者二人はいつもの事ですが、こむそうせんせは中々珍しいなー、と思ったら長期休載ですよ……。ツイッターの方も更新がこの一ヶ月なく、大丈夫かなあと思っていた矢先ではありますが。長い事にならなきゃいいが……。
そんな中でのゲストに湖西晶先生が! 一回こっきりのネタ全開のネタ漫画を引っさげて、きららゲスト陣にエントリーだ! してくれました。端的に言うと本当に一回こっきりしか狙えないなら、今ッ! そして今ッ!! という濃い目のネタ漫画でありました。エルフは華奢がいいんだよっ! というのには賛成ですね! でもオッパイも賛成ですね! つまりアンビバレンツ! そのテンションのせいで他のゲストぶっ飛んだ感ありました。やってくれるなあ。
やってくれる、というと『ごめんね。夏目ちゃん』の唐突の連載終了、しかも先月号ので最終回に、ってのはやってくれる……。きららの悪しき部分が十二分に出てしまった感がありますね……。
個別チェック三連弾
- 『箱入りドロップス』
- 身長話になり、雫ちゃんやらジュンジュンが小さくて羨ましく、背が高い女の子より、低い子でしょ! という萌さんに対する相ノ木の行動が、色々と妄想を加速させられます。単行本二巻のカバー下のおまけでも、相ノ木、お前まさか!? と言うのがありましたが、今回の萌さんの言からの行動を見ると、やはりガチでそういう想いを持っているように見えます。見えてしまいます。見え過ぎるほど見えてきます。本気なのか、相ノ木。未だに陽一にトラウマが残る暴虐の時代があった萌さんを、なのか。いいのなら、俺は応援するよ! 頑張れ! 頑張るんだ! ドンドン!←謎の応援団登場
- 『しかくいシカク』
- 猫ッ! 被写体にせずにはいられないッ!! というのをしつつ、ベニィさんが自然と写れる形へともっていかれます。タツジン! そして猫の師匠様は猫なのに色々凄くて、ゼツリン! とか思ったりも。あれ、メスでしたっけ? まあ、どっちにしろ凄いのは変わらないか。にしても、十子の乳パット、でかいな……。茜ちんの頭に乗せれる、ってでかいな……。エロ過ぎるだろ……。近頃のJKはどうなってやがるんだ……。
- 『うちのざしきわらしが』
- 雷に怯えるUMI! 雷に怯えるUMI! もうそれだけで、お茶碗三杯いただけますわー!((c)スミレさん) わらの髪の感じで気候を見るとか、レディはそんなのでは怯えませよ、とか言った次の瞬間! だったので、更に倍点! もう、UMIさんは何でもかんでも可愛いなもう!
今月のワンワード
- 『Pretty Prison』より。
全くの孤独!
- 所長!(橘さん声で)
- いや、まあ、今までの仕事ぶりからすると、人望があると逆に世界がおかしいから当然なんですが。でもなあ、所長!(再度橘さん声で)
- どうでもいいですが、女の子が看守の制服か横縞服か、ってのは妙にエロいですよね……。性欲を持て余す……。