今月のまんがタイムきららチェックポイント(2020年6月号)

まんがタイムきらら 2020年 06 月号 [雑誌]

先に総評

 最近の新連載乱打のおかげなのか、今回の結構な数の休載でも、ゲストはそこまで多くない、という形をたたき出してまいりました。休載のがもし全部載っていれば、今の最高のきらら、と言うのが見れた訳ですが、それが見れずともそれなりの形は成し遂げられるようになった、という点は素直に認めたいと思います。俺に認められてどうなのか、ですが!
 しかし、この体制もそろそろ陰りが見え始めました。来月号でミナミト『海色マーチ』が最終回を迎えるのです。それに追随するように、同じ頃連載始めたのももしかすると……。と思いだしてもう駄目。何が駄目って同じ頃なにが連載始まったか覚えてないのが。なんがあったの? ってくらい記憶に薄い頃です。そう言う意味では最近はマシだったんだなあ、という感覚も生まれます。今後も記憶に残る誌面を頑張ってもらいたいですね? ということで総評〆!

個別チェック三連弾

  • 篤見唯子スロウスタート
    • 前回の謎の徒競走のゴールから。内容としては、皆がハナちゃんさんのことを変に思っていない、浪人したからってだからどうしたの? というのかと思ったら全然予想外の、年下かと思ってたなど、色々思われていたいたけど、だからどうしたの? って感じで、大変良い物でした。ある意味ではこの漫画の最大のキーが終結したことになる訳ですが、でもこのままゆるゆると話が続いていっても全く問題ないなあ、という雰囲気が大変良かったです。
  • TYONE『謎のリリリス
    • あいまりさんのリボンに、そんなことが! という話。をしながらも油断も隙もなく女の子を増やすこの漫画がとても好きです。そして油断も隙も無くさーじまさんが腹に膝を受けてしまってな……。して噴きました。あの威力だとさーじま死なない? でしたよ。ついでに、リリリスがそう言う動きを自然になせる、つまり今までしてきた? というクエスチョンも残しつつ、最終的にあいまりのリボンだった異星生命体はクロリと名付けられ、あいまりに寄生し続けることになるのでした。って、この漫画どこに行くの?
  • 子野日『きゃすとおふ!』
    • 前回鳴り物入りで登場の新キャラたちが、学校に集まってくる。という話。キャストオフで連載に終止符を! って言うのが毎度大丈夫なのか? と思わせられつつ、案外ベターな天使と悪魔の相対などをやられるので、ますあmす大丈夫なのか? と思ってしまう連載です。若干、連載一話目で全部オチている感があり、なので今後が大変心配です。三度目ですが大丈夫か? 1巻乙とかにならないか?

今月のワンワード

ギョーザの仕込み?

  • からのギョーザ押しで、ギョーザが食いたくなったが構いませんねッ! こういう突発的なネタから色々と妙に展開が続くのが『ゆゆ式』のいいところというか妙なところというか。でも、好き。