感想 邪武丸 『化け猫システム』2巻

 大体の内容「人間とヒトネコのワルツ」。人間の女の子も、ヒトネコの女の子も、皆可愛い。そしてエロい。さすけ除く。それが『化け猫システム』の基調なんであります。後、眼鏡もね!
 さておき。
 この巻ではまなちゃんさんが少し積極性というか、まごまご癖がまだあるけど引っ張ってくれるさすけや友達がいるおかげで、動きがよく出るようになっているのが特筆点でしょうか。1巻序盤はちょっとまごまごやなあ、と言う事で食指が中々伸びなかったんですが、2巻では喫茶店行ったり宿直の先生のとこ行って遊んだりプール掃除したりと、色々と動くので漫画の幅もきっちり取れるようになってきていると感じました。やっぱり、主人公格が直接的、間接的問わずちゃんと動くのは漫画には必要な事であると思います。そういう意味では、この漫画はちゃんと駆動系が組み込まれている漫画だったのだなあ、と思ったりも。さすけと友達二人偉大。
 さておき。
 この漫画の深奥、それはエロスと百合なんだよ! とキバヤシ断言してしまいますがかまいませんねッ!! と言う事でエロスと百合を中心に話を構築しましょう。
 エロスは分かりやすい所ではプール掃除回の水着姿がてっぺんで、先生と瑞葉さんも明確におっぱいでエロいですが、恵さんとまなちゃんさんの水着もエロい。スレンダーのエロさも抜かり無いのです。これでも十分ですが、細かいエロス所もちゃんと備えて、あちこちでこれはエロいとさせられるのがこの漫画の特徴点です。基本的に巨乳の人はそれだけでエロいのもあるんですが、まなちゃんさんが勉強時に陶酔して問題解く様のエロさとか、謎の人の傘をエロく触る所とか、ヒトネコの女性が主人(男性)に迫る時のエロさとか、地味ながら滋味といえるエロさは素晴らしいのですよッッッ!!! この色んなエロスへの飽くなき探究心こそ、深奥の一つに数え上げて問題ない事象です。
 もうひとつの深奥、それは百合。基本的に百合ップルが多い漫画ですが、その進行程度は様々。真さんと蒼さんのどっぷりな感じから、まなちゃんさんとさすけのまだそうは発展してないけど近しいという可愛らしい感じ、かなちゃん先生とエリーさんの気安い関係、そして恵さんと瑞葉さんの瑞葉さんの押し殺してるけど恵さんに近づく奴は容赦せん! な微妙な所とか、これもまた色んな味わいがあって素晴らしい。ここにも飽くなき探究心、そして趣味がしっかりと発露しており、まさしく作品の深奥なのです。いやあ、百合とエロスって本当にいい物ですね!
 とかなんとか。